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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 細胞診―21世紀への展望 第3章 検体処理と標本作製

4.迅速細胞診の新しい試み

著者: 三宅康之1 廣川満良2

所属機関: 1川崎医科大学附属病院病院病理部 2徳島大学医学部第1病理

ページ範囲:P.1255 - P.1258

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はじめに
 近年,医学の進歩とともに細胞診の対象や手技は多岐にわたるようになってきた.迅速細胞診もその1つである1~5).迅速細胞診と言えば,術中迅速組織診断時の補助的診断法として塗抹細胞診を併用する1,6)場合が一般的であるが,穿刺吸引細胞診の現場での迅速細胞診や7~12),術中腹腔洗浄液の迅速細胞診も行われている.本稿では,最近しだいに市民権を得てきている穿刺吸引迅速細胞診や術中腹腔洗浄液迅速細胞診の方法や意義について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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