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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 細胞診―21世紀への展望 第4章 判定の実際

23.前立腺:細胞診の評価

著者: 白石泰三1 渡邊昌俊3 中野洋3 石原明徳2

所属機関: 1三重大学医学部病理学講座第2 2松阪中央総合病院臨床病理 3三重大学医学部病理学講座

ページ範囲:P.1365 - P.1367

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前立腺細胞診の現状
 1.検体および標本作製
 穿刺吸引により得られた材料が主であるが,自然尿,導尿,前立腺分泌液および前立腺マッサージ後の尿などが対象となる.基本的にはPapanicolaou(Pap)染色で観察するので95%エタノール液での湿固定を行う.検体乾燥の可能性が高い場合は塗抹標本を自然乾燥し,Giemsa染色を施す.標本が2枚以上得られる場合は,Pap染色とGiemsa染色を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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