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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻13号

2000年12月発行

文献概要

今月の主題 血管新生 総説

血管新生のプロセスと調節因子―その役割と測定

著者: 松本岳1 戸井雅和1

所属機関: 1東京都立駒込病院外科

ページ範囲:P.1610 - P.1616

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 腫瘍血管新生のプロセスは通常の血管新生同様,血管内皮細胞の,①基底膜と細胞外マトリックスの消化,②遊走と増殖,③管腔形成と毛細血管網の形成,という三段階を経て進行する.その発現には種々の血管新生促進因子が関与し,なかでもVEGF, TP, IL-8が重要なものとして挙げられる.血管新生の評価法としては微小血管密度があり,臨床的に有用性が高い方法として確立している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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