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今月の主題 血管新生 総説
血管新生のプロセスと調節因子―その役割と測定
著者: 松本岳1 戸井雅和1
所属機関: 1東京都立駒込病院外科
ページ範囲:P.1610 - P.1616
文献購入ページに移動 腫瘍血管新生のプロセスは通常の血管新生同様,血管内皮細胞の,①基底膜と細胞外マトリックスの消化,②遊走と増殖,③管腔形成と毛細血管網の形成,という三段階を経て進行する.その発現には種々の血管新生促進因子が関与し,なかでもVEGF, TP, IL-8が重要なものとして挙げられる.血管新生の評価法としては微小血管密度があり,臨床的に有用性が高い方法として確立している.
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