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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻13号

2000年12月発行

文献概要

研究

抗酸菌検出におけるMycobacteria Grouth Indicator Tube(MGIT)の検討

著者: 竹内悦男1 佐野好文1 橋尾良隆1 松村有紀子1

所属機関: 1国立療養所刀根山病院研究検査科

ページ範囲:P.1689 - P.1692

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 PCRを実施した喀淡を用いてMGITおよび小川培地による培養を行った.MGITはPCRより陽性率が高く,小川培地に比べ結核菌が2週間,M. avium complexが3週間も早く検出された.MGITは感度が高く迅速性にも優れ,抗酸菌検査の早期報告を可能にする有用な検査法であると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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