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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査44巻2号

2000年02月発行

雑誌目次

今月の主題 血流

巻頭言

レオロジー,その病態・治療に持つ意義

磯貝 行秀

pp.123-125

1.用語について

 レオロジー(rheology)なる用語は1929年ECBingham (米)により命名され"変形と流動の科学"と定義された.適当な邦訳がないまま今日まで汎用されている.中国では"流変学"である.本来コロイド化学・化学工学・高分子化学・物理学の一部分を構成していたが,内容的に生物学と共役する部分があるのでAL Copley (米)は,1948年第1回国際レオロジー学会がオランダ,Scheveningenで開催された折,バイオレオロジー(biorheology)なる用語を提唱した.すなわち,生体より直接得られた試料を扱うレオロジーとした.バイオレオロジーは次の6つのカテゴリーに分けられる.①hemorheology,②rheology of circulation,③cellular rheology,④molecular rheology,⑤rheology of biological fluid,⑥rheology of solid tissues.

 ここではhemorheologyについて内科臨床との関連で病態生理学的意義について述べる.

総説

コンピュータシミュレーションによる血流動態の解析

山口 隆美

pp.126-133

 粥状硬化斑周囲の血流と血管壁の力学的相互作用に関する計算力学的研究,培養内皮細胞の計算力学モデルを用いた流れへの適応現象のシミュレーション研究,および,最近の離散要素法を用いた血栓形成過程のシミュレーションを紹介し,計算バイオメカニクス研究の現状について考察した.血流に関する計算バイオメカニクス的研究では,流体力学など他分野において進化した理工学的手法を生体問題に応用してみるという段階を越えて,生物学と力学の両方を統合した課題の解明が必要となっていることを示した.

Shear stressと血管内皮細胞・血液細胞

川合 陽子 , 桜井 公美

pp.134-143

 血管内皮細胞や血小板・白血球などの血液細胞は絶えず血流に曝されている.血流により生ずるずり応力(shear stress)は内皮細胞の抗血栓性を中心とする生体の恒常性維持に重要な役割を担っている.ずり応力がこれらの細胞機能に与える影響やそれらの相互作用は,遺伝子レベルで緻密に制御されている.血流による制御機構を理解することは,動脈硬化の発生機序ならびに血栓症や臓器における虚血再灌流の病態解明や治療戦略上重要である.

各論―血流測定とその意義

血流Doppler

北川 剛 , 重松 宏

pp.144-147

 超音波Doppler法はcolor Doppler断層法の発達により,簡便かつ正確に形態そして血流動態を評価することが可能となった.心臓,脳,上下肢などの血流を評価するに当たり,超音波Doppler検査は非侵襲的かつ繰り返し行うことができ不可欠な検査と考えられる.今回,その原理と具体的な頸動脈,四肢動脈の検査法につき紹介する.

トレーサーを用いた心筋血流分布の解析

黒木 茂広 , 島田 和幸

pp.148-154

 心筋虚血,心筋viability (心筋生存能)の評価には放射性同位元素を用いた心臓核医学検査が不可欠である.従来より,タリウムを用いた負荷心筋シンチグラフィが主に利用されていたが,最近テクネシウム製剤による急性心筋梗塞の初期診断や治療効果判定としての検査が注目されている.

心腔内血流の解析

赤石 誠 , 馬場 彰泰

pp.155-161

 心腔内の血流は,心臓の拍動に伴い,波形を作っている.静脈から心房へ,心房から心室へ,心室から大血管へと血流は,心周期に合わせて変化している.この血流波形は,静脈の容量特性,心房の伸展性,心房収縮性,左室弛緩,左室拡張期の伸展性,心臓外の心膜や胸腔からの圧迫の影響を受けている.これらをすべて勘案して,波形から心機能を評価することは困難であるが,いくつかの臨床的に有用な指標が提唱され,普及されつつある.さらに,血流速度の計測により,心腔内圧を推定することが可能となり,これは現在の心エコー図検査にはなくてはならないものとなっている.

脳血流の測定と病態

田中 耕太郎

pp.162-170

 正常な脳機能は常時,適切な脳血流の供給に全面的に依存しており,脳循環は種々の調節機能によって幾重にも保護されている.各種神経疾患における脳血流測定は,病態の把握のみならず,治療方針の決定や予後推定に大変重要な情報を与えてくれる.

肝血流の測定と病態

竹井 謙之 , 佐藤 信紘

pp.171-178

 肝は特徴的な循環系を有しており,心臓と腹腔内臓との中間に位置することから,腹腔諸臓器の機能維持や血行動態の緩衝臓器として全身循環の調節に役だっている.腹部諸臓器から静脈が集合して肝に流入する門脈は種々の肝障害の影響を受けやすく,肝内外の血管抵抗の変化や血流動態の撹乱により臨床的に重要な門脈圧亢進症や肝外シャント,肝虚血が招来される.肝循環動態を適切に評価することはこれらの疾患の病態を正しく把握し,適切な治療を行ううえで有用な情報を提供する.

腎血流の測定と病態

浅野 健一郎 , 渡辺 毅

pp.179-183

 腎血流量測定には放射性物質を用いて正確な分腎機能(RPF,GFR)が得られるレノグラム,非侵襲的に繰り返し血流速度が測定できる超音波Doppler法のほか,dynamic CT,dynamic MRIなどが川いられる.腎血管性高血圧,移植腎,腎の腫瘍性病変,血管性病変などでは腎血流の測定が診断に有用であり,各測定法の利点を生かしながら応用されている.

話題

動脈硬化プラーク破裂と血流

福原 慎也 , 由谷 親夫

pp.184-188

1.はじめに

 急性冠動脈症候群(acute coronary syn-drome,以下ACSと略)急性心筋梗塞,不安定狭心症,突然死を含む用語として用いられている1).このACSの病態の基本となるものは,冠動脈壁における粥腫の破綻とそれに伴う冠動脈血栓の形成である1~9)

High-Intensity Transient Signals(HITS)の測定

山上 宏 , 長束 一行

pp.189-192

1.はじめに

 1982年にAaslidら1)が開発した経頭蓋超音波Doppler法(Transcranial Doppler;TCD)は,2MHzの超音波探触子を側頭部に固定し,Dop-pler信号により中大脳動脈などの頭蓋内主要脳動脈の血流速度を無侵襲に測定する方法である.この方法を用いて,くも膜下出血後の血管攣縮や頭蓋内血管の狭窄性病変の診断,手術中や虚血性脳血管障害例の脳循環の評価など,さまざまな頭蓋内の情報が得られることが報告されてきた.

 一方,1960年代から潜水病や開心術中に動脈血流を超音波でモニタしていると,空気または他の気体と思われる一過性の強いDoppler信号が捉えられることが報告されていた.本来,Dop-pler法は血管内の血液の速度に依存した超音波信号の変化により血流速度を測定するものだが,正常血液の構成成分とは大きさも音響インピーダンスも異なる物体(栓子)が通過したときに強いDoppler信号が捉えられる.これを一般にhigh-intensity transient signals(HITS)あるいは微小栓子信号(micro-embolic signals;MES)と言う.

エコノミークラスシンドローム

丸山 征郎

pp.193-195

1.はじめに

 エコノミークラスシンドロームとは,言い得て妙の症候群である.狭い座席に同じ姿勢を強いられて,エコノミークラスに"詰め込まれて"海外旅行すると,相当なストレスとなる.そして時にこれが下肢静脈血栓や肺梗塞などの血栓を併発することもあり,これをエコノミークラスシンドロームと言う.

 本稿ではエコノミークラスシンドロームの概念を述べ,その発症機構などについて述べる.

生体における微小循環内での血小板の挙動解析

末松 誠 , 片山 富博 , 伊藤 昌春 , 石村 巽

pp.196-198

1.はじめに

 血小板がADPやノルエピネフリン,コラーゲンなどの物質と接触し活性化されることは血小板凝集検査にこれらの刺激物質を用いることにみるまでもなく古くからよく知られている現象である.教科書的には血小板は血管内皮細胞の近傍では,プロスタサイクリンや一酸化窒素(NO)などの抗血小板物質の作用により活性化が抑制されており,内皮細胞の損傷によるコラーゲンとの接触があって初めて活性化されると考えられてきた.一方,血小板が流れに伴うshear stressにより活性化されることとその分子機構がin vitroで明らかにされつつある.しかしながら流体下でかつ生体内での血小板の挙動解析とその分子機構については,血管内を高速で流れる微小粒子である単一血小板を画像化して捉えることが技術的に困難であるために極めて知見が乏しかった.

 本稿ではこの問題を解決するために開発された生体の微小循環における血小板の撮像技術について紹介する.

今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・2

顎口虫

藤田 紘一郎

pp.120-121

 顎口虫は野生動物の胃壁や食道壁に寄生している寄生虫で,ヒトを本来の宿主としないため,ヒトでは幼虫のまま体内を移行して種々の病変を起こす(幼虫移行症,larva migrans).1940~1960年ころにはライギョの生食による有棘顎口虫感染例がみられたが,その後の食生活の改善に伴って国内での感染はみられなくなった.ところが,1980年代に入って,九州,西日本を中心に輸入ドジョウのおどり喰いによる剛棘顎口虫の感染例,1985年には九州南部でヤマメなどの渓流魚の生食によると思われるドロレス顎口虫感染例,1988年には三重県下で日本産ドジョウの生食による日本顎口虫の感染例が相次いで報告された.現在でも散発的に報告がみられ,また,輸入感染症としても重要である.

 国内でみられる顎口虫は,イヌ,ネコの胃壁に寄生する有棘顎口虫(Gnathstoma spiniger-um),イノシシの胃壁に寄生するドロレス顎口虫(G.doloresi),イタチの食道壁に寄生する日本顎口虫(G.nipponicum)と日本にはなく東南アジアのブタの胃壁に寄生する剛棘顎口虫(G.hispidum)の4種である.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

TaqMan-ASA法

李 雪 , 成澤 邦明

pp.201-207

はじめに

 既知の一塩基置換の検出は遺伝病の遺伝子診断ばかりでなく,家族性腫瘍やcommon diseaseの危険因子の検査,さらには個人識別などの法医鑑定上でも極めて有用な手段となっている.これまでにも既知微小変異検出法としてASO法,PCR-RFLP法,アレル特異的PCR (ASPCR)法などがあるが,いずれもPCR後にハイブリダイゼイションや電気泳動が必要であり,自動化や技術の標準化が困難であった.

 ここに紹介するTaqMan ASA法はASPCRとPCR産物量をリアルタイムで定量できるABI PRISM 7700 Sequence Detection System (PRISM 7700)とを組み合わせた方法で,PCR後の処理を全く必要としないことから自動化が可能な方法である.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 用語解説

用語解説・2

前川 真人

pp.208-212

ゲノム

 ゲノムとは,DNAの1次構造すべてを指すものと考えればよく,ヒトゲノムは30億塩基対すべての配列を指す.このなかには,10万種類の遺伝子が存在する.遺伝子は遺伝情報を持った1単位であり,ゲノム上には遺伝情報を持たない遺伝子と遺伝子のつなぎのような部分も存在するため,ゲノムは全遺伝子よりも大きい概念と言える.

 ヒトにおいては,精子と卵子から生じた受精卵から出発し,ヒト1個体を形成する約60兆個の細胞にまで分裂,分化していく.それぞれの細胞には22対44本の常染色体と1対2本の性染色体の合計46本の染色体があり,10万種類の遺伝子を含んだゲノムがたたみこまれている.各遺伝子は,染色体の決められた位置に局在し,遺伝子のプローブがあれば,in situ hybridizationによって,その遺伝子の局在を決定することも可能である.個々の細胞の核内には父親・母親由来のそれぞれ1個づつの遺伝子が存在し,この対を成す遺伝子を対立遺伝子(allele)と呼ぶ.

トピックス

CETP欠損症研究の最近の進歩

千葉 仁志

pp.213-215

 コレステリルエステル転送蛋白(cholesterylester transfer protein;CETP)は血管壁から肝臓へのコレステロール逆輸送において重要な役割を果たしている.すなわち,HDLは血管内皮細胞より遊離型コレステロールとリン脂質を引き抜き,それらからレシチン:コレステロールアシル基転移酵素がエステル型コレステロールを合成し,それをCETPはVLDLやLDLなどのトリグリセリドと交換する.CETP欠損はエステル型コレステロールのHDLへの蓄積を招き,高HDLコレステロール血症を生じる.日本人研究者はCETP欠損研究で最大の貢献をなしてきた.CETP欠損はまた臨床検査の分野でも少なからぬ波紋を生じた.1990年代後半にHDLコレステロールおよびLDLコレステロールの自動測定試薬がいくつかの日本企業によって実用化されたが,CETP欠損は試薬間乖離の原因の1つとして検査室の関心を集めている1,2)

 CETP欠損の原因として最初に同定されたイントロン14のスプライシング異常(Int 14G(+1) A)は日本人の約1%に見いだされる変異で,ホモ接合体では血漿CETPの活性,抗原ともに消失し,120~200mg/dlに及ぶ高HDLコレステロール血症を呈する3).まれであるが,エクソン10の309番目のグルタミンが終止コドンに置き換わる変異4),エクソン6の181番目のグリシンが終止コドンに置き換わる変異5),イントロン10の第2塩基におけるT G変異によるスプライシング異常6),などの日本人家系も報告されている.これらはホモ接合体ではCETP活性は完全に消失し,Int 14Aと同様に著しい高HDLコレステロール血症を呈する.

質疑応答 資格・制度

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

本田 達郎 , K生

pp.216-218

 Q 1999年4月から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行されましたが,同新法の改正の要点についてお教えください.

資料

新型瞳孔計(DK-101)の健常者における基礎的検討

磯谷 治彦 , 木之下 徹 , 味木 幸 , 高橋 良当 , 平尾 紘一 , 鈴木 吉彦 , 松岡 健平

pp.219-223

 小型軽量化を目指した新型瞳孔計"DK-101"(スカラ社)の開発を指導し,その基礎的検討を健常者84例を対象に,多施設で行った.その結果,従来のopen-loop型瞳孔計での報告と同様高い再現性を示し,対光反応の各因子は年齢依存的に加齢の影響を認めた.特に面積値の各因子は優れた信頼性が得られたが,一部の反応速度については若干のばらつきがみられた.操作も簡便で,面積を中心に評価すれば,自律神経機能検査として有用な機器である.

コーヒーブレイク

(続)三枚の絵

屋形 稔

pp.223

 水の都といえばベネチアが最も有名であろう.ベニスと言ったほうが馴染み深いこの町の1枚の風景画を私は物心ついた昔から見てきた.亡父の診察室の一隅に架けてあった画家の名もわからぬ小さな油絵をその死後は私の座右で朝夕眺めた.

 外国への淡い憧れは私のr中にこの画から醸し出されたのかもしれず事実3回ほどこの水都を訪れたものである.そして運河から眺められる水に浮かんだ大理石のサンタマリア・デラ・サルーテ教会がその画であることも確かめた.実際のベネチアの小路はごみごみとしており有名なホテルの印象もそれほどよいものではなかったが,全体のイメージはやはりその画の幻想的な美しさを裏切るものではなかった.

編集者への手紙

ポリアクリルアミドゲルを使って行うアミラーゼ活性の簡便な検出法

小林(長島) 陽子 , 石井 裕子 , 李 暁峰 , 関 啓子

pp.225-227

 アミラービは生物界に広く存在する酵素の1つで,ヒトをはじめとする動物の唾液中に多量に含まれ,また,多くの微生物も産生することが知られている.筆者はヨウ素デンプン反応を利用して,デンプンを含むポリアクリルアミドゲル上でアミラーゼ活性を透明帯として視覚的に検出する方法を考え,細菌が産生するアミラーゼの分子量を概算した.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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