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学会だより 第46回日本臨床病理学会総会
医療変革の時代の道標を掲げる
著者: 木下幸子1
所属機関: 1九州大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.453 - P.453
文献購入ページに移動 第46回日本臨床病理学会は,去る1999年11月10~12日に熊本市において,総会長熊本大学臨床検査医学講座岡部紘明教授のもと開催された.
今回は,総会長講演をはじめとして,高齢化社会に対応すべき医療の在り方を示唆した取り組みが印象的であった.そのなかで,長寿になるに従い増加している生活習慣病について予防につながる検査と病因の解明につながる研究報告を聞き,高齢者の基準範囲設定についてのシンポジウムに参加した.また,医療費膨張の抑制策としてDRGなどが提唱されているなかで,病院全体が自己改革を迫られ検査業務も外部委託の問題など厳しい状況下に置かれている.検査室から院内検査の有川性を前面に押し出していかなければならない時代となった.それに時宜を得たテーマとして,ワークショップ[造血器腫瘍の血液検査システム化]と専門部会講演会[診療サービスとしての造血器腫瘍の遺伝子検査]があり,今後,検査室の進むべき道が示されていた.ここでは,以上について紹介したい.
今回は,総会長講演をはじめとして,高齢化社会に対応すべき医療の在り方を示唆した取り組みが印象的であった.そのなかで,長寿になるに従い増加している生活習慣病について予防につながる検査と病因の解明につながる研究報告を聞き,高齢者の基準範囲設定についてのシンポジウムに参加した.また,医療費膨張の抑制策としてDRGなどが提唱されているなかで,病院全体が自己改革を迫られ検査業務も外部委託の問題など厳しい状況下に置かれている.検査室から院内検査の有川性を前面に押し出していかなければならない時代となった.それに時宜を得たテーマとして,ワークショップ[造血器腫瘍の血液検査システム化]と専門部会講演会[診療サービスとしての造血器腫瘍の遺伝子検査]があり,今後,検査室の進むべき道が示されていた.ここでは,以上について紹介したい.
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