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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査44巻6号

2000年06月発行

雑誌目次

今月の主題 イオンチャネルの変化と心臓

巻頭言

心臓の臨床検査

小沢 友紀雄

pp.591-592

 心臓の異常を大別すると,器質的異常と機能的異常とがある.器質的異常は先天的あるいは後天的ななんらかの病理解剖学的異常の存在を意味しており,機能的異常は器質的異常の有無にかかわらず存在すると考えられるが,機能的異常を示すものでも,細胞内微小構造の異常を示すものがあり,さらに最近の分子生物学の進歩により機能的異常のメカニズムが解明されたものもある.心臓の臨床検査はこうした異常の有無と程度を判断するために行われる.

 一般的に心臓の検査のアプローチとしては,問診や診察の後に胸部X線写真と12誘導心電図がとられ,血液と尿の検査が行われる.最近では,心臓超音波検査がルチーンの検査に含まれるようになった.第二段階の検査として,さらに負荷心電図・Holter心電図・負荷心エコー図・経食道心エコー図・RI検査・CTやMRなどの非観血的検査がなされる.そして,第三段階として心臓カテーテル検査・心血管造影法・心筋生検あるいは電気生理学的検査などの観血的検査が行われる.

総説

イオンチャネルの変化と心臓

平野 裕司 , 平岡 昌和

pp.593-601

 心臓のイオンチャネルは心臓の機能調節に際して重要な役割を担っている.生理的反応としての心拍数や心収縮力の調節は主として自律神経系を介したイオンチャネルの働きとその変化に基づいている.一方心房細動や心不全などの病態時にはイオンチャネルの機能面だけでなく構造的な変化が引き起こされ,それがさらに新たな電気生理学的特性を作り出して病態を修飾していく.また近年LQT症候群などの遺伝性疾患がイオンチャネル遺伝子の異常によることが明らかにされてきている.心電図のみならず心疾患や心機能一般の理解のためにもイオンチャネルの理解がますます重要となってきている.

各論

T wave alternans

松本 真 , 斎藤 寛和 , 加藤 貴雄 , 高野 照夫

pp.602-607

 重症心室性不整脈の発生基質の1つに心室筋再分極過程時間的ばらつき(temporal dispersion)があり,その指標としてT wave alternans (TWA)がある.TWAは心筋細胞レベルではCaイオンによる活動電位alternansと考えられるが,体表面心電図での検討は十分ではない.本稿では,CH2000によるμV-TWA測定の概略と成因の検討,CH2000の問題点,利用法を考察する.

QT dispersion

早野 元信 , 深江 学芸 , 土井 寿志

pp.608-613

 最近注目されているQT dispersionについて概説した.その求め方には大きく,従来からの12誘導心電図での最大QT間隔一最小QT間隔から求める方法と,左側胸部誘導のT波の頂点とT波の終末点との時間差を貫壁性QT dispersion (transmural QT dis-persion)として求める方法の2つである.いずれの方法にしてもQT dispersionの値を求めることは極めて簡便であるが,本文で詳述したように,まだこれから検討されなければならない点や注意を払わなければならない点もあり,臨床に用いる場合その解釈には慎重さが要求される.

QT延長とM細胞―先天性QT延長症候群も含めて

清水 渉

pp.614-620

 M細胞は,イヌ,ヒトを含む動物の心室筋中層に存在し,心外膜細胞や心内膜細胞とは異なる電気生理学的,薬理学的特徴を示す細胞群で,種々の心電現象や不整脈発生に関与すると考えられている.貫壁性(M細胞,心外膜,心内膜,Purkinje細胞)活動電位と双極心電図の同時記録が可能な動脈灌流心室筋切片を用いた検討から,正常T波,先天性QT延長症候群におけるQT延長,異常T波およびtorsade de pointesの成因にM細胞が重要な役割を果たしていることが明らかとなった.

話題

冠動脈の機能的評価―flow wireを用いて

秋山 真樹 , 赤阪 隆史

pp.621-627

1.フローワイヤーとは何か

 フローワイヤー(flow wire)は,先端に超音波探触子(12MHzまたは15MHz)を装着した細径(直径0.014inchまたは0.018 inch)のガイドワイヤーで,先端から約30°の角度で超音波パルスドプラビームを発信し,サンプルボリウムにおける血流速を記録する装置である.サンプルボリウムは先端から約5mmにあり,大きさは約1×2mmである(図1,2).フローワイヤーを用いると,高速Fourier解析により約6m/secまでの血流速度が測定可能である.これを心臓カテーテル検査時に冠動脈内に留置することで,冠動脈血流速度が測定できる.また本ワイヤーは経皮的冠動脈形成術(PTCA)時のガイドワイヤーとしても使用可能で,冠動脈インターベンション中の血流速動態も観察できる.

冠動脈の機能的評価―pressure wireを用いて

高沢 謙二

pp.628-633

1.はじめに

 従来臨床における冠動脈の評価はもっぱら冠動脈造影により行われていた.しかしながら冠動脈造影は造影剤による影絵であり立体的構築に関しての評価には限界があった.そこで登場したのが血管内エコーである.

 血管内エコーは血管内腔のみならず血管壁の構築に関しても多くの情報を提供してくれる.しかしながら冠動脈の形態が正常であっても末梢血管抵抗の増大が生じれば冠動脈の血流は停滞してしまい心筋細胞へ十分な血液を供給することはできない.すなわち形態学的な評価とともに機能的な評価が必要となってくる.

QT間隔のダイナミクス

中川 幹子 , 犀川 哲典

pp.634-639

1.はじめに

 QT間隔は心室筋の再分極時間を反映する心電図の一指標である.最近,再分極時間の空間的なばらつきを表す指標として,QT dispersionという概念が提唱された.QT dispersionはいわばある一時点における再分極過程の空間的な不均一性(spatial dispersion)の指標である.一方,QT間隔は一心拍ごとにダイナミックに変化し,日内変動を含めた経時的な変動も存在する.これはspa-tial dispersionに対してtemporal dispersionと呼ぶことが可能であろう.広義のtemporal dis-persionのうちには,心拍数,自律神経,心筋虚血,電解質,薬物などの影響に起因する比較的短時間の変動と,加齢や疾患の経過中に経時的に変化していく長期的な変動が存在する.また,spa-tial dispersionであるQT dispersionも経時的に変化する可能性がある(spatio-temporal disper-sion).

 本稿では,QT間隔のダイナミクス,特にtem-poral dispersionに関する最新の情報や話題を中心に紹介する.

心筋疾患と遺伝子異常

岩見 元照 , 西 宏文 , 古賀 義則

pp.640-647

1.心筋症とは

 心筋症(cardiomyopathy)は表1に示すように心筋自体の病変のために心不全,不整脈などの心機能障害をきたす疾患で,突然死の原因としても重要である.このように本症は心臓の基本的な構造である心筋の病気であるが,臨床的に心筋症が認識されるようになったのは意外にも比較的新しい.すなわち,1960年代心臓カテーテル検査や心臓手術の発達に伴い先天性心臓病,弁膜症,冠動脈病変,高血圧など明らかな原因がなく心肥大や心拡大をきたす症例がみられることが報告され,原因不明な心筋の病気として原発性心筋疾患(primary myocardial disease;PMD)や特発性心筋症(idiopathic cardiomyopathy;ICM)と呼ばれるようになった.その後,分子遺伝学の進歩により次々と心筋症の原因遺伝子が同定され,もはや原因不明とは言えなくなった.そこで1995年のWHO/ISFCの提案(表1)では,心筋症の定義が"心筋機能障害を伴う心筋疾患"と変更され,"原因不明な"とする説明は削除され,また特発性という形容詞も省かれた.

症例

Brugada症候群

笠巻 祐二

pp.648-652

 心室細動は心臓突然死の原因として極めて重要な不整脈であり,多くは虚血性心疾患や心筋症などの器質的心疾患に合併するが,特発性心室細動のように明らかな器質的心疾患を認めない例も存在する.1992年Brugadaら1)が,安静時の12誘導心電図上,不完全右脚ブロックと右側胸部誘導でST上昇を示し,心室細動発作をきたした8例をBrugada症候群として報告して以来,本症候群が特発性心室細動を構成する疾患群の1つとして注目されている.

 最近,Brugada症候群の病因について,遺伝子異常がChenら2)により報告された.すなわち,Naチャネルの機能と関係するSCN5 Aの変異が認められ,この遺伝子変異が心電図に特徴的な変化をもたらすと報告した.もし,SCN5 Aの変異が本症候群に特異的なものであれば,将来,Brugada型心電図のみを示す場合のハイリスク群の鑑別に遺伝子診断が有用となる可能性もある.また,Brugada症候群は日本をはじめアジア地域において高い発生率を示すことが知られており,わが国からも多くの論文が発表されている.ここでは,"イオンチャネルの変化と心臓"にかかわる症例として意識消失発作と心室細動を認めた本症候群の1例を呈示し,心電図所見を中心に解説する.

今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・6

マンソン弧虫

藤田 紘一郎

pp.588-589

 マンソン裂頭条虫身Spinometra erinaceiは本来イヌ,ネコの腸管に寄生している条虫である.ヒトに成虫が寄生することはまれであるが,その幼虫プレロセルコイドが組織内に寄生するマンソン孤虫症Sparganosis mansoniは多数報告されている.北海道(1例)はじめ全国に分布する.

 ヒトは,第1中間宿主のケンミジンコを水とともに飲んだり,第2中間宿主のヘビ,カエル,トリ(地鶏)を生食して感染する.ヒトの体内では成虫にならず,プレロセルコイドのまま体内を移行し,幼虫移行症を起こす.ヒトは待機宿主となっているのである.強壮剤としてヘビの生き血を飲んだり,カエルやヘビの生皮を湿布する民間療法で経皮感染した例もあり,特に,げてもの食いには気をつけてほしい.幼虫はヘビの皮下やカエル筋肉内に寄生している(図1,2).ヘビの生き血による感染は,血液を採るときに皮下の幼虫が混入したためであろう.

コーヒーブレイク

岡目八目

屋形 稔

pp.613

 昔から囲碁をわきで観ている人は対局者と比べて八目分の得をする手がみえることから,局外者のほうが物事の是非得失がよくわかることを岡目八目と言った.

 大相撲などでは素人でも力士の肌のつやとか勢いからなんとなく勝敗が感じとられ,これが観戦の面白さともなる.元小結の板井が最近講演の中で自分を含め相撲には八百長が多いと発言し問題になっているが,これは岡目にとっても面白くない.勝負の世界は紙一重で真偽の鑑定は難しいことが多く,協会は真っ向から否定しているがそうであってほしい.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

RLGS法

浅川 順一

pp.653-659

はじめに

 RLGS(Restriction Landmark Genomic Scanning)法1)はDNA断片の二次元電気泳動法であるが,この方法では,まず最初,ゲノムDNAをNotIのような8塩基認識制限酵素で切断し,生じる5'突出末端をアイソトープ標識した後,二次元電気泳動する.泳動後,オートラジオグラフィーを行いNotI断片を視覚化する.一次元目にテフロンチューブ内に作製したアガロースゲルを用いる垂直式電気泳動法と,二次元目には垂直式薄層ポリアクリルアミドゲル電気泳動法を用いるDNA断片の高分離2DE法を開発しRLGS法に応用した2~4).高分離2DE法を用いたRLGS法ではプローブを用いず,1枚のゲルで3,000個のDNA断片を個々の分離されたスポットとして検出することができる.同一試料については各々別の実験で作ったパターン同士で,検出される3,000個のスポットを個々に重ね合わせられる.

 RLGS法では制限酵素切断部位を選択的に標識しているのでスポットの大きさと濃度を積算した値(強度)はDNAコピー数に比例している.そこで,コンピュータ画像解析でスポットの定量解析を行うことで対象ゲノムに生じた変異を検出できる.また,遺伝子欠失・遺伝子挿入といったDNA断片のサイズの変化を伴う遺伝子変異を正確に捕らえることができる一方,一塩基多型や点突然変異を検出するのには不向きである.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

Parkinson病

近藤 郁子 , 山縣 英久

pp.660-664

はじめに

 加齢とともに発症頻度の高まるパーキンソン病(Parkinsons disease;PD)患者は,わが国では人口10万人当たり100人と推定されている.PDの診断は患者の主な臨床症状である無動,安静時の振戦,歯車様固縮,姿勢反射障害と,L-Dopa治療への良好な反応を基に行われるが,疾患の進行とともにその他の神経症状を伴い,その他の類似疾患との鑑別診断が困難な場合もある.しかし,脳における病理変化は特有で,PDは中脳黒質のドパミン作動神経細胞の変性脱落を主病変とする神経変性疾患である.患者の90%は家族歴を持たない孤発例であることから,PDの原因として神経毒などの環境因子が多年にわたって研究されてきた.また,精神神経薬の投与によってもたらされる運動障害や精神障害などの薬物性PDの存在から,PDの遺伝性については否定的であった.しかし,残り約10%にごくまれであるが常染色体性優性遺伝を示す家系患者とか,常染色体性劣性遺伝を示す家系の者が存在し,浸透率の低い不規則な遺伝性を示す多因子遺伝性PDの患者もみられることから,PDの発症にはなんらかの遺伝子が関与することも推測されてきた.

 現在,変異遺伝子を証明することのできる患者はごく少数に限られるが,最近5年間にいくつかのPD責任遺伝子が明らかになり,臨床医学の現場においても末梢血を用いたPDの遺伝子診断が可能となった(表1).そこで,本稿では遺伝子解析が可能なPDの責任遺伝子を紹介し,特にわが国で解明された常染色体性劣性型のPDにおけるparkin遺伝子の遺伝子診断法を概説し,遺伝子診断の有用性について述べてみたい.

トピックス

チェルノブイリ原発事故後の健康問題

山下 俊一

pp.665-667

 1986年4月26日未明,人類史上最悪の原発事故が旧ソビエト連邦ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子炉4号炉で発生した.既に14年が経過したが,数百万Ciの放射性降下物による環境汚染と一般住民の健康問題,さらに除染作業に従事した消防士や軍人の健康問題など懸案事項は今なお未解決のままである.むしろ経済状況の悪化や記憶の風化とともに,急性放射線被ばく問題から,晩発性障害に現地では論点が移りつつある.しかし,日本では,先の東海村臨界事故で再度急性放射線障害やその対策が,チェルノブイリ原発事故を教訓に問題となっている.現地の住民たちは,事故後長年にわたり放射能の目に見えない影響に対して,不安を持ち続けなければならない被害者意識のなかで,精神身体影響問題が大きな関心事となっている.それでは今いったいチェルノブイリ周辺では何が起こっているのか,筆者らの10年にわたる現場での医療支援活動を基に,最近の知見について小児甲状腺がんの多発問題を中心に紹介する1,2)

 1996年4月の事故後10周年では,IAEA/EC/WHOの国際共同会議での報告どおり"チェルノブイリ周辺では1990年から激増している小児甲状腺がんのみが,唯一事故による放射線被ばくの影響である",と世界中の科学者が合意している3,4)

迅速型リアルタイムPCRによる高感度mRNA定量法の白血病診断への応用

川口 竜二 , 工藤 英之

pp.668-678

 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)が臨床測定応用に実用化されて以来,多くの関連する技術が開発されてきたが1),なかでもリアルタイムPCRは微量遺伝子を広い濃度範囲で定量できるという点では,卓越した技術である.

 リアルタイムPCRは文字どおりに,標的核酸配列をPCRで増幅するときに,増幅産物(アンプリコン)量をその反応時間ごとに測定できる方法である.PCRでは反応系の温度変化を繰り返すことで,特定の塩基配列のコピー数を増大するが,測定材料中に目的核酸配列の存在量が少ない場合には,一定レベル(閾値)までの増幅に,より多くの温度サイクルを必要とする.一方,コピー数がもともと多いDNA材料ではより少ない回数の温度サイクルでシグナルを検出できる.

質疑&応答 微生物

敗血症の臨床診断ガイドラインとしてのプロカルシトニン

稲田 捷也 , 遠藤 重厚 , N生

pp.679-680

 Q 敗血症の診断について.プロカルシトニン測定の臨床的有効利用に関して他の検査法との関連も含めガイドライン的なものをお教えください.

資料

LDLコレステロールの計算式(Friedewaldの式)のトリグリセライド項の係数の検討―男女別係数(成人男性;1/7,成人女性;1/5)の適用

小林 正嗣 , 愛原 勝巳 , 村田 和弘 , 園 伊知郎 , 芹生 陽一

pp.681-684

 近年,LDLコレステロールの直接測定法1)が開発され普及しつつあるが,Friedewald2),の式(F式)によるLDLコレステロールの計算値は,直接測定法による測定値より低値傾向となる.この傾向は特に男性群で顕著である.LDLコレステロール推定式(F式)のトリグリセライド項の係数は,直接測定法による測定値との比較検討において,女性群では慣用の1/5が妥当であろうが,男性群では1/7がベターであろうと考えられた.

自動免疫染色装置を用いた高感度検出システムによる核内蛋白の免疫染色

橋詰 薫 , 畑中 豊 , 神原 由季 , 谷 洋一

pp.685-690

 チラミンラジカルを利用したCatalyzed Signal Amplifi-cation (CSA)システムを用いた免疫染色では,微量な抗原の検出が可能となった反面,増幅に要する染色過程が多段階から成るため染色操作は煩雑となり,また長い時間を要する.そこで本検出系の自動免疫染色における適用性について検討を行った.染色には核内蛋白を認識する抗体を用い,その染色性を検討した.その結果極めて良好かつ再現性のよい染色性が得られ,染色時間も用手法と比較し大幅に短縮された.自動化を導入することにより本高感度検出系のルーチン化および標準化への応用が期待される.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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63巻9号(2019年9月発行)

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

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63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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