icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査44巻8号

2000年08月発行

雑誌目次

今月の主題 自動機器分析に要求される標準化

巻頭言

自動機器分析に要求される標準化

菅野 剛史

pp.817-818

 臨床検査領域の自動化は,当初は臨床化学,臨床血液学,免疫化学領域など,それぞれの分野が,それぞれ独立して押し進められた.それぞれの領域で,それぞれの分析にマッチした自動分析装置がデザインされ,新たな工夫を凝らした装置が出現した.検査の自動化という時代は,この考え方でよかったのかもしれないが,検査室が自動化から,臨床検査のシステム化を要求したときに,それぞれの領域は統括化されることは必須のことであった.そして,検査システムは,さらに上位の医療情報システムとの強い連携が求められた.それぞれの分野の自動分析装置が,検査システムの中で相互に連携して作動することが要求されることになったのである.

 標準化は,この背景のもとに要求された.特に医療情報など上位システムとの交信,検査システムと下位の分析装置の交信など,情報交換の領域では最も密な,かつどのシステムも,どの装置ともという情報交換の道具と手順が要求された.それらは,検査の始まりに位置する検査計画の時点から,続く採血および採血管にも要求されたし,採血管の標識にも及ぶことになる.多くの分析装置が機械的になんらかの結合を要求されたのが搬送システムの導入であり,かつ分注システムと分析装置の結合であった.標準化なしにこれらの装置間,システム間の情報の交換,機械的な結合は困難な時期に突入するのである.

総説

自動化機器の標準化に必要なもの

田尾 龍治 , 山下 勝治

pp.819-826

 1980年代に始まった臨床検査自動化システムは1990年代になって本格的に臨床検査室に導入されるようになった.一方,各施設で使用される採血管や検体ID方式の違い,各社の搬送装置そのものの違い,あるいは分析装置の搬送装置への接続方式の違いなどのため,接続に際して異なる方式間のインターフェースが必要となった.これが自動化システム導入に際して多大なコストを発生する原因となり,改善の必要性がクローズアップされてきた.このような異なるインターフェースを標準化し,臨床検査自動化システム導入に伴うコスト低減を目指して,NCCLSおよびJCCLSでは1996年~1997年から臨床検査自動化システムにかかわる標準規格の検討を開始した.その成果は既にNCCLSの標準規格案としてまとめられており,2000年末までには標準規格として公表される.

血球分析装置における標準化

岡田 徳弘

pp.827-834

 標準化の目的は分析値の正確度を高めることにあるとしたとき,血球分析装置の正確度を左右する要因は多岐に渡っている.

 装置自体はその分析原理,流体回路,電子回路,試薬,装置の較正などそれぞれに誤差要因を持っている.

 装置メーカー間の正確度を整合させるため,国際血液学標準化委員会(ICSH)を中心とする標準化推進機関は古くから標準物質の作成や標準測定法の設定を進めてきた.しかしながら,正確度に関する誤差要因が複雑であることに加え,同時測定項目の拡張を中心とする新しい装置の開発が次々と行われるため,標準化活動が追従できない状況にある.一方正確度の保証は分析された個々の検査値に対してリアルタイムで行われるべきで,全体的な標準化に加え日常検査の場における正確度保証活動が重要であり,それが体系的に実施される必要がある.

検査情報交換の標準化

只野 壽太郎

pp.835-839

 診療情報の交換は病院上位システムとサブシステムとの間ばかりでなく,最近では病院間のデータ交換の動きが始まっている.個々の病院は独自のシステムを構築しているため,システム間の情報交換は不可能であった.最近医療情報の電子的交換規約が開発され,わが国でも実験的な導入が開始された.ここでは標準的な規約HL7,MML,MERIT-9を招介する.

技術解説

システム間のデータ交換

片岡 浩巳

pp.840-845

 総合臨床検査システムは,臨床検査情報システム,分析装置,検査自動化システム,制御装置で構成されており,それぞれのシステムは情報通信を行いながら協調処理を行っている.従来のシステムでは,各ベンダーごとに独自の設計が行われていたため,これらのシステムを連結してシステムを構築した場合には莫大な費用が必要となる問題があった.この問題に対し,NCCLSが標準規格の作成作業に着手し,新しい標準規格が生まれた.本稿では,この規格が生まれるまでの経緯と新しい規格の概要を解説した.

採血管とラック

中 恵一

pp.846-850

 採血された血液や尿を検査が実施されるまでに統一したサイズやデザインの容器を用いれば,自動化にかかわる装置はその容器を画一的な動きで取り扱うことができる.この目的でこの度国際標準が提出された.検査を処理するシステムや搬送装置は,13×75,13×100,16×75,16×100mmの4種類の採血管に限れば設計の幅を狭くすることができる.またラックの採血管中心の相互の距離を22mmとすることが提案された.

試料標識とバーコード

中野 幸弘

pp.851-856

 臨床検査で検体の認識のためにバーコードシンボルを利用することが多くなった.1992年に日本臨床検査自動化学会より提案されたNW-7が国内では普及している.1998年から日本,米国,ヨーロッパの代表がNCCLSの委員会を組織し新しいバーコードの標準を作ることになった.これはCODE128を使用するべきシンボルとして推奨するものであり,2003年12月31日までに移行することを望まれているものである.

測定装置の分類コード体系

六川 玖治

pp.857-863

 (社)日本分析機器工業会では,1996年度より(社)日本医師会の委嘱を受けて臨床検査精度管理調査に用いる"測定装置コード表"の編集を行っている.測定装置コード表作成に当たっての基本方針,分類基準,装置コードなどについて,これまでの経緯を基に紹介した.さらに国内外で進められている標準化への対応や,今後の在り方についても言及した.

校正方式の標準化

桑 克彦

pp.864-871

 標準化の作業では標準物質が最も重要な役割を果たす.標準物質の表示値が再現できるように分析装置の測定目盛りを合わせることが校正である.酵素活性の測定では,標準物質(ERM)および検量用ERMを用いて検量を行い,これにより検量係数(K)を設定する.このKが実試料K値であり,汎用型の自動分析装置において一定周期で設定する.そのための判断基準は不確かさをもって充て,さらにこれをフォローするためにQA用試料を用いた正確さの管理を行う.

"不確かさ"の概念

伊藤 弘美

pp.872-877

 測定結果の信頼性を評価するための新しい概念として"不確かさ"を求めることがISOをはじめとする機関から提唱されている.従来は,求めることのできない真の値からの偏りである誤差を求めてきたが,不確かさとは測定の結果に関連して合理的に測定量に"結び付けられ得る値のばらつきを特徴づけるパラメータである"と定義される.臨床検査の領域においても,この概念が導入され,普及していくものと考える.

話題

User Quality Control

野村 靖

pp.878-882

1.はじめに

 "自動分析装置に要求される標準化"におけるユーザークオリティコントロールは,現在国際標準化機構(ISO)の212専門委員会(ISO/TC212,Clinical Laboratory testing and in vitro Diag-nostic Test Systems臨床検査と体外診断用検査システム)で検討されている国際規格の1つとして取り上げられているので,その内容についてこれまでの経過を踏まえて概略を紹介し話題とする.

 自動分析は,日本では免疫学的自動分析のように方法/試薬と計測手段が1対になっているような場合は,装置とそれに使用される試薬などが1対として販売され供給されているが,生化学的検査では分析手順や計測手段が共通しているため,装置は装置メーカーから,試薬は試薬メーカーから供給されてきた.この形態は日本独特のものであり,欧米では装置+試薬が一体で販売供給されているのが大勢である.そのため国際的な場で論議する場合,特に必要な場合を除いて両者を区別して取り扱われていないことに留意しなければならない.

HL7における臨床検査システムの標準化

高坂 定

pp.883-887

1.はじめに

 1995年NCCLS (National Committee for Clinical Laboratory Standards)の提案によりISO/TC212"臨床検査と体外検査システム"が設立された.それを契機に,1996年後半,NCCLSは臨床検査システムの精度およびその構築における効率化を目的として臨床検査自動化規格の開発準備に着手した.要求に合った規格を開発するため他の規格開発団体(ASTM,IEEE,HL7など)との協力も進めた.以下の5つの小委員会は,臨床検査自動化規格作成のために1999年末までの発行とレビューに向けた規格(案)の作成を目指し,1997年春に活動を開始した.

・AUTO1―P:検体採取管/検体キャリア設計および製造の規格.

二次元コードの動向

谷 重喜

pp.888-892

1.はじめに

 バーコードシステムは,自動認識技術の開発過程で作り出された手法の1つである.このバーコードは,1970年代に実用化導入されて以来,流通分野を中心として積極的に利用される環境が整うと,バーコードの符号化法はさらに発展し,さまざまなバーコードシンボルが考案された.これに伴いバーコードシンボルを利用するための読み取り装置や作成装置も開発されることとなった.さらに利用される機会が増すに従い,バーコードに符号化された情報を読み取る速度や精度が向上した.この結果,有力な省力化法の手段として,広範な分野で各種のシステムに積極的に利用されてきた.医療分野においてもバーコードは,迅速な識別手段として利用され,カルテ管理,X線フイルム管理,検査検体管理,薬剤管理,医療材料管理など,多くの部門で利用され,その有用性が認識されている.

 従来から用いられているバーコードシステム(一次元コード)では,情報密度の制約のため,符号化した数字の組み合わせをバーコードシンボル化することにより,対象物の識別のみを行っており,添付されたバーコードシンボルに対象物の固有情報が含まれているわけではない.そのためバーコードは,データベース中にある情報にアクセスするためのキーとして利用され,そのキーと連携したデータベースに管理されている固有情報を得るための識別子となっているだけであった(図1―a).このような一次元コードを利用したバーコードシステムの制約を超えるために,情報の保持容量が多いバーコードの必要性が増してきた.もし,バーコードに多くの情報を記録することが可能となれば,実際の物と情報を一体化させた自立型のシステムも可能である(図1―b).そして,対象物に識別子としての役割だけでなく固有情報も付与することが可能な高密度大容量のバーコードシステム(二次元コード)が開発されてきた(図2).

今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・8

赤痢アメーバ・ランブル鞭毛虫

藤田 紘一郎

pp.814-815

 赤痢アメーバ感染は熱帯・亜熱帯の開発途上国では飲料水や食品から感染する普通にみられる疾患であるが,欧米の先進国では主に男性同性愛者の性行為に起因する性行為感染症(STD)として重要である.日本では,年間約100例の届け出があるが,実際はその10倍の患者がいると思われる.

 ヒトは糞便中の成熟嚢子(シスト)を経口的に摂取して感染する.

コーヒーブレイク

残り雪

屋形 稔

pp.839

 陽春4月10日すぎ,桜のたよりにつられて家内と数日の東北の旅をした.まず目指した米沢は新潟県の北端の荒川から113号に乗って川沿いに東行した.期待した山桜はまだ見られなかったが,鷹の巣,小国,赤芝峡など景勝の地では雪をかぶった細流の迸るような谷水の激しさが目を見はるほどであった.道路と平行して走るJR米坂線は昔は新潟と仙台を結ぶ最短のローカル線で,幾つもトンネルを抜けながら重畳たる山岳の美を楽しんだのを思い出した.

 上杉鷹山の治政で名高い城下町米沢は端正な落ち着きがあった.前に立ち寄った吉亭という料理茶屋で昼餉をしたためた.江戸末期の建造物の部屋の米沢牛山懐料理は甚だ美味であった.ここからスキー場のある天元台までは約1時間くらいの距離で早々と山麓の白布温泉に投宿した.実はここの山の季という旅宿が目的の一つで,一昨年初夏に味わった山菜料理が忘れられなかったのである.そのときは会津の西吾妻スカイバレーから山越えをしたが,今年は開通まで4月一杯かかるということであった.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

遺伝子解析・文献検索のインターネットサーチ

水島 洋

pp.893-900

はじめに

 近年の遺伝子解析技術の進歩により,遺伝子の解析スピードは飛躍的に向上してきており,データベースの配列数はこれまで指数関数的に増えてきていたが,ゲノム研究の推進によって最近特に多くなっている.多くの生物種でゲノム全体の配列が明らかになってきており,数年前まで実現の可否がわからなかったヒトゲノムについてもおおまかな配列(ドラフトシークェンス)がわかってきている.

 同様に,医学に関する新しい知見も多くなっており,これまでの知識とともに総和され,まさに情報の洪水となっている.最近,Evidence Based Medicineという言葉をよく耳にされると思うが,論文的に評価された情報を用いた医療を行うことが求められてきている.そのため,医学研究や診療現場において,必要な知識をいかに探し出すかがますます重要になってきている.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

肥満にかかわる遺伝子異常

新谷 光世 , 小川 佳宏 , 中尾 一和

pp.901-906

はじめに

 肥満は糖尿病,高血圧症,高脂血症などの生活習慣病の主要な危険因子の1つとして重要である.肥満にかかわる遺伝子を解析することで,肥満の発症機構を明らかにするのみならず,新しい治療薬の開発や遺伝子型に基づくより有効な治療や生活指導の実現が可能になる.しかし,肥満は遺伝素因と環境因子の複雑な相互作用により発症する多因子疾患であり,分子レベルのアプローチが困難であった.1994年末に,遺伝性肥満ob/obマウスの原因遺伝子として肥満遺伝子産物(レプチン)がクローニングされて以来1),単一遺伝子変異により発症する遺伝性肥満モデル動物の原因遺伝子が相次いで同定され,肥満研究は新しい展開を迎えようとしている.

 本稿では,これまでに明らかにされた肥満の分子メカニズムとそれにかかわる遺伝子異常について概説する.

トピックス

アルブミンのグリケーションと酸化

安川 恵子

pp.907-910

1.はじめに

 ヒトアルブミンは体内に最も多量に広く分布する蛋白で,その分子構造については古くより研究されてきた.1975年にMelounにより初めて一次構造が発表されたが1),その後の検討により585個のアミノ酸から成る分子量66,458の蛋白で3個のドメインから成る構造の詳細について明らかにされている2)

 アルブミンの生理機能については①血漿膠質浸透圧の維持,②脂肪酸,ビリルビン,ホルモン,また金属イオン,薬剤などの搬送,③栄養不良時アミノ酸の供給源としての役割がある.免疫グロブリンや他の血清蛋白や酵素がある特定の機能を有し,局在化しているのに比べてアルブミンの機能は多様であり,その存在も筋肉,皮膚,リンパ液など体内に広く分布している.アルブミンは血液中の主な蛋白というイメージがあるが,むしろ血管外プールは血管内プールよりも大きい.

質疑応答 血液

HBc抗体の解釈は

飯野 四郎 , U生

pp.911-912

 Q 下記2データの医療従事者におけるHBc抗体の解釈についてこ教唆ください.

資料

ELISA法による尿中8-ヒドロキシデオキシグアノシンの定量法

齋藤 秀 , 山内 博 , 蓮井 ゆり , 蔵重 淳 , 越智 宏倫 , 吉田 勝美

pp.913-916

 ELISA法による尿中8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-OHdG)測定に対する測定試薬の再現性,希釈直線性,添加回収試験の結果はそれぞれ良好な結果が得られた.本法を用いて慢性ヒ素中毒患者のDNA損傷を尿中8-OHdGの測定により評価した結果,尿中のヒ素量とDNA損傷との間には量―反応関係が成り立つことを示した.これらの結果により尿中8-OHdG測定は酸化的DNA損傷の生物学的指標になり得ることが明らかとなった.

血清免疫グロブリン(IgA,IgG,IgM)と補体成分C3,C4の当検査室における基準範囲設定―検体の冷蔵保存期間の影響

長石 有紀 , 門脇 健二 , 遠藤 雅博 , 小林 邦夫

pp.917-920

 血漿蛋白国際標準品(CRM470)に準拠した免疫グロブリン(IgA,IgG,IgM)と補体成分(C3,C4)の基準範囲設定に際して,当検査室における検体処理・検査条件による測定値の変動を調べた.免疫グロブリンは採血後3日間の冷蔵保存(8℃)でも有意な変動はなかった.補体成分では,C3,C4ともに冷蔵保存で経時的に上昇し,特に,C3は凍結保存(-20℃)でも上界した(2日間:+7%).したがって,基準範囲設定の際にはこれらの結果を考慮する必要が認められた.

私のくふう

手軽にPCR

池澤 剛 , 鈴木 悦 , 野口 雅之

pp.921-922

 筑波大学附属病院病理部では,病理診断の補助診断として免疫組織化学的な検索のほかに,パラフィン切片よりDNAを抽出し,PCR法を利用した遺伝子診断も併用している.

 ルーチンとして行っている遺伝子診断はPCR-RFLPを利用した抗酸菌群の同定による結核症の診断1),EBウイルスの検索2),免疫グロブリン重鎖遺伝子・TCR遺伝子の再構成の検索3)を利用した悪性リンパ腫の診断などである.

学会だより 第89回日本病理学会総会

分子生物学と病理診断学の接点を模索し続ける

伊藤 以知郎

pp.923

 去る2000年4月11日から3日間,満開の桜並木に囲まれた大阪国際会議場において第89回日本病理学会総会が,大阪大学教授北村幸彦会長,青笹克之副会長のもとで開催された.

 最近の病理学会は,会長先生はじめプログラム委員の諸先生方の熱意が感じられるワークショップや講演が多い.病理学会は伝統的に特にテーマは掲げないが,近年の学会の底流に流れているテーマは,病理組織診断学といわゆる実験病理学の相互交流であり,いずれの立場からも参加しておおいに価値ある内容のセッションが今回も目白押しであった.組織診断学に長じた第一線の方々によるレクチャーシリーズ「診断のアート」計7題,基礎細胞生物学的な研究の立場から細胞増殖の制御異常(主として造血系細胞),分化異常の解説「病気の科学」計6題が組まれていたが,すべての講演への参加は不可能であり,以下に筆者の興味を持って参加したいくつかのワークショップないし講演の内容をご紹介したい.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら