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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査45巻1号

2001年01月発行

雑誌目次

今月の主題 サイトカイン・ケモカイン

巻頭言

サイトカイン・ケモカイン

笠倉 新平

pp.7-9

はじめに

 近年,サイトカイン,ケモカインの研究はとどまるところを知らぬ進展を遂げている.この10年間に,サイトカインあるいはケモカイン研究を画期的に飛躍させた重要な知見がいくつか明らかになっている.これらの知見を紹介する.

総説

サイトカインのシグナル伝達と制御機構

吉村 昭彦 , 加藤 玲子 , 吉田 隆文

pp.10-18

 サイトカインの作用は細胞表面の受容体とそれに結合するJAK型チロシンキナーゼによって細胞内に伝えられる.サイトカインのシグナル伝達機構はJAK-STAT経路を中心に,その大筋が理解されようとしているが,一方でシグナルの負の調節機構やサイトカイン間のクロストークについても関心が集まってきている.サイトカインの過剰なシグナルは炎症や自己免疫疾患などに関連する.JAK-STATシグナルの負のフィードバック調節の一端がCIS/SOCS/SSIファミリー遺伝子群の研究を通じて明かにされつつある.

サイトカインの転写調節機構

宮武 昌一郎 , 竹本 直史 , 鴨川 由美子

pp.19-28

 サイトカインは,生体防御を担う免疫系,血液系で機能する蛋白質性ホルモンであり,さまざまな刺激に応答して発現するものが多い.したがって,細胞の活性化に伴い誘導される遺伝子が多いため,シグナル伝達系による転写因子群の制御を解析するよいモデルシステムである.本稿では,前半でT細胞でのサイトカイン遺伝子の転写制御において中心的な役割を担う.転写因子NFATを中心に解説する.後半はさまざまな細胞種により産生されるサイトカインの種類は多様であるが,その特異性が染色体構造により制御されるということに関して,ヘルパーT細胞サブセットを例に考察する.

ケモカイン

向田 直史

pp.29-39

 ケモカインは分子量約1万の保存された位置にシステイン残基を保有する,50を越えるサイトカインの総称である.当初ケモカインは顆粒球・単球の遊走を亢進させることで,炎症反応にのみ関与していると考えられていた。しかし研究の進展の結果,リンパ球・樹状細胞の遊走を制御することによって免疫システム全般を制御していること,ケモカインに対するレセプターのいくつかがHIV感染の経路として重要であることが判明している.

サイトカイン・ケモカインの臨床応用

末村 正樹

pp.40-46

 サイトカイン・ケモカインの大量生産が可能となり,血液疾患,免疫・炎症性疾患,ウイルス感染症,一部の悪性腫瘍に臨床応用されているが,特に血液疾患でその恩恵は著しい.サイトカイン・ケモカインネットワークの理解が進めば,その制御による治療法の開発もさらに広がると考えられる.

技術解説

サイトカイン遺伝子ノックアウトマウスの作製

吉田 進昭

pp.47-54

遺伝子ノックアウトマウスはさまざまな分野で作製解析されており,サイトカインやその受容体,シグナル伝達分子や転写因子に至るまでさまざまな解析例が報告されている.最近は受容体に突然変異を導入してシグナル伝達経路の詳細な解析を行ったり,誘導型の遺伝子欠損を導入したりといったコンディショナルジーンターゲティング法も多く用いられてきている.ここでは技術的な側面からコンディショナルジーンターゲティング法を中心にして紹介する.

Th1/Th2機能検査

森信 暁雄 , 王 征宇 , 熊谷 俊一

pp.55-59

 Th1細胞はインターフェロンγなどを産生し細胞性免疫にかかわる.一方,Th2細胞はインターロイキン4などを産生し液性免疫にかかわる.さまざまな疾患の免疫応答がTh1タイプであるか,Th2タイプであるかを調べるためにインターフェロンγとインターロイキン4の測定が有用である.近年開発された個々の細胞内サイトカイン染色法を中心に述べる.

サイトカイン遺伝子発現とその機能検査法

塚田 順一 , 戸田 陽子 , 田中 良哉

pp.61-66

 サイトカイン遺伝子は細胞へのさまざまな刺激に反応して発現している.特にエンドトキシンの活性本体であるリポ多糖(リポポリサッカライド;LPS)刺激を受けた単球・マクロファージはヒトprointerleukin 1β(IL-1β)遺伝子を極めて早期に発現する(早期応答遺伝子).遺伝子発現機能は転写によって代表され,IL-1β遺伝子上流域をクロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT)ベクターヘクローニングすることによって検討される.この結果,IL-1β遺伝子は独立した細胞非特異的エンハンサーと細胞特異的プロモーターを有することが証明された.

話題

アポトーシスとサイトカイン

赤星 透

pp.67-68

1.はじめに

 アポトーシスとはネクローシスとは異なる細胞死の一形態である.アポトーシスという用語は,ギリシャ語の離れる(apo)と落下する(ptosis)を合わせた造語で,1972年にアポトーシスの概念がはじめて提唱された.アポトーシスはプログラム細胞死(programmed cell death)と同義的に用いられている.この概念は,発生過程においてプログラムに従いアポトーシスが誘導され,器官形成がなされることによる.アポトーシスは発生過程のみならず,炎症や免疫反応,腫瘍などの病的な状態においても,重要な役割を担っている.近年,アポトーシス研究は飛躍的に進歩し,アポトーシスの分子機構や制御機序が明らかにされてきた.アポトーシスによる細胞死はサイトカインなどの液性因子や薬剤,環境因子など多くの因子により制御されている.本稿ではアポトーシスにおけるサイトカインの役割を中心に紹介する.

動脈硬化とケモカイン

飯笹 久

pp.69-71

1.はじめに

 動脈硬化とは動脈壁の肥厚,弾性の低下および機能低下を示す限局性動脈病変の総称で,粥状硬化の前段階として認められる血管内皮細胞下の泡沫細胞(脂肪を貪食したマクロファージ)の増加と,平滑筋細胞の増加(肥厚化)を特徴とする.従来これら細胞蓄積のメカニズムは不明であったが,近年ケモカインが重要な役割をしていることが明かとなってきた.本総説では,動脈硬化とケモカインと題し,最近の知見を紹介する.

フラクタルカイン

梅原 久範 , 米田 修 , 堂前 尚親

pp.73-76

1.はじめに

 急性および慢性の感染症,自己免疫疾患,アレルギー性疾患などの炎症性疾患では,T細胞やマクロファージを中心とするリンパ系細胞の集簇的浸潤が認められる.また,腫瘍周囲や移植臓器拒絶片においても同様の細胞浸潤が認められる.近年,接着分子やケモカインに関する膨大な研究成果によって,免疫担当細胞の流血中から組織中への移行のメカニズムが急速に解明されつつある.新たに発見されたフラクタルカインは,活性化血管内皮細胞上に発現しケモカインとしての遊走活性と接着分子としての機能を合わせ持つユニークなケモカインである1~3).本稿では接着性ケモカインであるフラクタルカインについてわれわれの最新の結果を交えながら紹介し,臨床上の疾患との関連について概説したい.

症例

サイトカインによるSIRSの臨床評価

桑田 絹子 , 広田 昌彦 , 小川 道雄

pp.77-80

1.はじめに

 全身性炎症反応(Systemic inflammatory re-sponse syndrome;SIRS)はすべての医師や看護婦がバイタルサインとして日常把握し,熱型表に記録しているもので,診断される病態である.SIRSは将来臓器障害を合併する可能性のある患者を見分けるサイン(warning sign)として重要であるばかりでなく,侵襲を受けた生体の反応をサイトカイン反応などをとおして理解する概念としても重要である.また近年SIRSに加えて,サイトカイン反応が抑制されたCARS(compensa-tory anti-inflammatory response syndrome)という概念も提唱され,侵襲に対して生体がその恒常性を保つために防御反応を惹起するメカニズムが少しずつ明らかになってきている.

今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・13

蟯虫

藤田 紘一郎

pp.4-5

 蟯虫Enterobius vermicularisは全世界のほとんどの地域に蔓延している.日本では1961年の29.3%から10年後には9.77%と急激に減少したが,その後の減少は緩やかで現在でも5%前後の感染率を示している.

 雌成虫は8~13mmで(図1,2),尾端部がピン状にとがっているのでpin wormと呼ばれている.ヒトの盲腸や大腸上部に寄生し,交尾後,雌の子宮内に虫卵が充満すると(図3),夜間,肛門括約筋が弛緩したときに大腸を下り,肛門に這い出してくる.そして,ピン状の尾端部を支えにして激しく動きながら子宮内のすべての虫卵を肛門周囲に産卵する.雌1匹は1時間かけて約1万個の虫卵を産卵する.虫卵は45~50×25~30μmで厚い卵殻を持ち柿の種に似た不正楕円形をしている.虫卵は5~6時間後には成熟して幼虫包蔵卵となり感染可能となる(図4).ヒトは,この成熟虫卵を手指に付着したり,室内の塵埃とともに経口,吸入摂取して感染する.雄成虫は交尾後,雌成虫は産卵後に死滅する.ヒト体内での蟯虫の成育は非常に早く,虫卵摂取2~3週間後には盲腸部分に達して成虫になり,7~8週後に産卵する.

コーヒーブレイク

人生別離足る

屋形 稔

pp.39

 孫という演歌が爆発的に流行しているらしい.山形在住のおじいさんが訛りのある名調子で唄っており,何より挿入された幼い孫のぢっちゃん,ばっちゃんという声が利いている.

 私にも6人の孫がいるが,娘の子(外孫)の3人が目と鼻の近くに住んでおり,いつも往き来している.子よりも孫は可愛いとよくいうが,これは本当である.子を思うみちに惑いぬるかなといわれるくらいの切実な親心を伴わないせいかもしれない.このうち上の2人は女の子で両親がワシントン留学中に彼の地で生まれた.そのたび私も万里の空を翔んでゆき,這いずり廻ったりプールにぷかぷか浮いて遊ぶのを眺めた.彼女らは二重国籍であるからそろそろ自分で選択しなければならない年頃になった.

先生少しお痩せになりましたね

寺田 秀夫

pp.72

 ここ数年私の親しい後輩の1人で会う度に,決って"先生少しお痩せになりましたね"という人がいる.本人は"お元気ですか"くらいの軽い意味で言葉をかけてくれるらしいが,あまり気分のよいものではない.幸いに今まで健康に恵まれ若い気持で診療している自分には…….

 先日私の関係しているあるクリニックのナース(Tさん)が私の診察室に立ち寄って,「先生,Sさんはいつも自分と顔を合わせると,"少し痩せたんじゃない?膵臓癌でないの"と言うんですよ.先生そんなに痩せて見えますか」と尋ねる,「そんなことはないですよ.とても元気そうですよ」と答えると本人は安心した様子で笑みを浮かべて部屋を出ていった.SさんはTさんの先輩ナースで,性格が少し合わないようだ.Sさんは少しいたずら心もあるのかなあと後で思った.

シリーズ最新医学講座―免疫機能検査・1

高齢者の免疫機能

渡部 久実 , 宮路 智香子 , 安保 徹

pp.81-87

はじめに

 21世紀の前半には,65歳以上の高齢者が総人口の25%以上を占めることが予測され,超高齢者社会が目前に迫っている.高齢者においては,結核などの再興感染症や日和見感染症などが増加していることから,その疾病像が変化していると考えられる.多くの研究者は,加齢による免疫能の低下が種々の疾患を誘発すると理解している.しかし,筆者らが高齢者の免疫機能を解析したところ,このような理解は免疫系の一面だけであり,別の面から見ると高齢者ではむしろ免疫力が亢進しているといってもよいことが明らかになった.すなわち,高齢者の免疫システムは若年・中年者と異なり,進化レベルの高い外来抗原向けの免疫システム(獲得免疫)から異常自己をも監視する古い免疫システム(自然免疫)への転換と考えられる.

 進化レベルの高いT・B細胞はそれぞれ胸腺や骨髄でつくられ,幼児期から若年期までの免疫システムの主体を成す.しかし,加齢に伴いこれらの細胞が減少し,自然免疫の主体を成すNK細胞,NKT細胞および好中球がしだいに増加してくる.高齢者ではこれらの細胞が生体防御の主体を担うことから,免疫システムの機能的変換が起きていると考えることが,高齢者の免疫機能を理解するためには必要なことと思われる.

トピックス

血中可溶性トランスフェリン受容体の測定

樋川 明久

pp.88-90

1.はじめに

 鉄は,細胞の分裂,増殖,呼吸などに不可欠の金属イオンであり,生体内での貯蔵と利用のバランスのうえに立った半閉鎖系の中に存在している.血中でトランスフェリン(transferrin;Tf)と結合した鉄は,細胞表面の受容体であるトランスフェリン受容体(transferrin receptor;TfR)によって細胞内に取りこまれ,過剰の鉄はフェリチン蛋白の中に隔離貯蔵される.

 TfR蛋白質は95kDaのII型膜蛋白で,SS結合を介しホモ二量体を形成している.一方,血液中の可溶性TfR (soluble transferrin receptor,sTfR)は,膜結合部位を含むN末端からの100アミノ酸が限定分解された85kDaの分子である.

血液製剤のNAT検査

池淵 研二 , 佐藤 進一郎 , 加藤 俊明 , 池田 久實

pp.91-94

1.はじめに

 輸血によるウイルス感染リスクはスクリーニング検査の高感度化とともに極めて低くなってきた.これまで実験室レベルでしか施行できないと想定されていた核酸増幅検査が,血液事業という限られた時間内で大量の検体を検査判定し供給に間に合わせなければならない場面にも応用できることに成功し,さらにリスク軽減が図れるようになった.血漿分画製剤用の原料血漿の核酸増幅検査(NAT)の導入から赤血球や血小板など血液製剤へもNAT検査が導入された現状をぜひ紹介したい.

質疑応答 診断学

1型糖尿病の発症予知

N生 , 中山 真紀 , 永田 正男 , 春日 雅人

pp.95-96

 Q 1型糖尿病の発症を予測するための信頼性のある検査方法についてお教え下さい.グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD),抗IA-2抗体およびDNA検査などの組み合わせでこれを行うことができますか.

研究

ICUの検査データと生死判別度

竹之内 陽子 , 河口 豊 , 横田 祐子 , 中藤 聡子 , 福田 充宏 , 市原 清志 , 佐藤 和孝

pp.97-100

 ICU入室患者の重症度を客観的に評価する方法として,APACHE IIシステムが普及しているが,今回ICU入室621例を対象として入室時のデータを多変量解析し,各種パラメータと生死の関係について検討した結果,GCS,BE, WBC, Bil,年齢,平均血圧,pH,体温の8項目がこの順で生死に関係していた.また,ROC曲線で生死の判別度を比較すると,各種パラメータによる予測式の生死判別度は,APACHE IIスコアと同程度であった.

細胞質ミエロペルオキシダーゼのサポニン法による抗ミエロペルオキシダーゼモノクローナル抗体(MPO-7)染色の有用性の検討

川口 宗守 , 鶴澤 正仁

pp.101-105

 培養骨髄性白血病細胞HL-60を用いてモノクローナル抗体(MPO-7)染色による細胞質内ミエロペルオキシダーゼ(MPO)の検出方法の確立のために各種の固定法で実験を行いフローサイトメーターで解析した.サポニン法とパラホルムアルデヒド(PFA)/メタノール(MTOH)法が極めて良好な結果を示した.この結果に基づいて患者骨髄性白血病細胞をサポニン0.2%処理にてMPO-7染色した結果MPOの陽性率15/15例,100%であった.

資料

急性炎症マーカーとしての血中IL-6測定の評価検討

望月 規央 , 奥田 勲 , 青木 貞男 , 佐藤 成彦 , 和田 弘夫 , 加藤 寿夫 , 大貫 経一 , 齋藤 信一

pp.107-110

 筆者らは,SIRS患者の血中IL-6およびCRPを経時的に測定し比較検討を行った.初療時における多発性外傷群のCRP平均値は0.22mg/dlと基準値以下であったが,血中IL-6平均値は59.8pg/mlであり正常群と比較して有意に高値を示した.また,ピーク到達平均所要時間もIL-6が15.9時間,CRPが42.4時間であり,IL-6がCRPに先行してピーク値を示した。以上のことから筆者らは,IL-6が急性炎症マーカーとして有用であると考える.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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