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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻10号

2001年10月発行

文献概要

今月の主題 ビタミン 技術解説

ビタミンAの測定

著者: 伊藤信吾1 工藤諭2 三田一男2

所属機関: 1(株)ティーエスエル治験開発部 2(株)ティーエスエル治験臨床検査部

ページ範囲:P.1077 - P.1082

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 血清および血漿中のビタミンA (レチノール)を測定するには,近年ではHPLCを用いるのが一般的である.測定手順としては,血清または血漿に精製水とエタノールを加え,n―ヘキサンで抽出する.n―ヘキサンを乾固後エタノールに溶解しHPLCに注入する.HPLCではODSカラムを用いた逆相クロマトグラフィーで分離し,蛍光検出器で定量する.再現性,回収率,測定感度などにおいて,血清および血漿中のビタミンAの測定に十分な結果が得られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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