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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻10号

2001年10月発行

文献概要

今月の主題 ビタミン 技術解説

ビタミンB1の測定

著者: 石渡幸久1

所属機関: 1アサヒビール薬品(株)大阪工場品質管理部

ページ範囲:P.1088 - P.1092

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 ビタミンB1欠乏症または潜在性欠乏症の診断には,血液中のビタミンB1濃度を測定することが指標性が高いと考えられている.
 現在,検査センターや研究機関において血液中ビタミンB1の測定法は,専ら蛍光検出HPLCによる方法が主流を占めている.蛍光検出HPLC法には分離モードの違い,ポスト・プレカラム法など,多種の方法があり,方法によって移動相・カラムなど条件が異なる.
本稿では主に蛍光検出HPLC法について,それぞれの方法,HPLC条件設定などを示し,測定法の利点や欠点について述べる.また,血中濃度のほか,尿や食品中のビタミンB1測定方法についても分析例を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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