icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻10号

2001年10月発行

文献概要

資料

当科における薬剤性肝障害とリンパ球刺激試験の現状

著者: 石関哉生1 中出幸臣1 小村景司1 田森啓介1 稲場守1 谷光憲1 渡部重子2 久保田宏1

所属機関: 1名寄市立総合病院消化器内科 2名寄市立総合病院臨床検査科

ページ範囲:P.1151 - P.1153

文献購入ページに移動
 今回われわれは,当科入院となった薬剤性肝障害17症例について起因薬剤およびリンパ球刺激試験を中心に検討した.起因薬剤では消化器官薬が最も多く,次に血小板凝集抑制薬,抗生物質の順であった.リンパ球刺激試験においてステロイド治療の有無および施行時期についておのおのの陽性率を検討したところ,ステロイド治療なし群および退院直前施行群において陽性率が高い傾向にあった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?