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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査45巻12号

2001年11月発行

雑誌目次

今月の主題 視機能検査と臨床検査

巻頭言

視機能検査と臨床検査

田中 靖彦

pp.1503-1504

 現代医療は,近代医学のさまざまな技術分野の進歩発展に伴い急速に変化し,より正確な診断,適切な治療を提供するため,個人医療からチーム医療に大きく転換した.臨床検査分野は,ますます細分化され,専門化され,また,高価な特殊分析機器の開発が進み,あるいは自動分析装置が開発されて,人の手を煩わすことなく,迅速に正確なデータが得られるようになったが,やはりこの機器を操作するのは人であり,これら新しい機器の扱いかたを習熟することが必須のこととなっている.さらに,医学はヒトゲノムの時代に突入し,再生医学,遺伝子診断,治療がさらに一般的になってくる.当然ながら,この遺伝子工学,分子細胞工学の分野は臨床検査に応用され,これからもさらに日常の検査項目として定着してくることは明らかであり,日進月歩の医学の進歩に追いつき,追い越せの姿勢はさらにエスカレートしてゆくのは明らかである.常に進取の意気込みをもち続けたい.

 2000年の簡易生命表で日本人の平均寿命が女性84.62歳,男性77.64歳と,前年度に比較し,女性が0.63歳,男性0.54歳長寿となり,医学の進歩などで,高齢者の死亡率が下がり,ますます高齢者社会が進み,男女ともに世界一と報じられた.ちなみに,1891年(明治24年)から1898年(明治31年)の統計では,乳幼児の死亡率が高かったことから平均寿命は男性42.8歳,女性44.3歳であったという.

総論

眼光学と視機能検査

魚里 博

pp.1505-1520

 20世紀末になって,世界的に白内障手術や屈折矯正手術が普及してきたが,わが国でもエキシマレーザーの認可とともに,白内障を含めた屈折矯正の手術件数も飛躍的に急増している.また近い将来超高齢化社会に突入し,白内障手術の件数もさらに増加するとともにQOV (quality of vision)の要求も次第に高まりつつある.

そのため,視機能の臨床評価は従来よりもますます重要が高まってきている.本稿では,視機能の臨床評価を行ううえで極めて重要な眼光学・眼球光学系の基礎知識や代表的な眼科臨床検査での留意点について解説する.

神経眼科学

藤江 和貴 , 若倉 雅登

pp.1521-1526

 ヒトが物を正しく見るためには,眼球および脳,そして両者を連絡する神経が正常に機能を発揮していなければならない.この精巧な機構を解明する研究,および正常な機構を阻害する疾患を研究し,患者を診断治療する医学分野が神経眼科学である.ここでは頻度の高い代表的な神経眼科疾患を挙げ,その診断に用いられる臨床検査について述べる.

視機能発達

八子 恵子

pp.1527-1533

 視力は生後に発達するものであるが,その発達には出生後間もなくから3歳程度までの視覚の感受性の高い時期に十分な視覚刺激を受けることが必要である.そのためには,乳幼児の眼疾患や屈折異常の早期発見と治療,屈折矯正などによる治療の早期開始が重要である.本稿では,乳幼児の視力の発達について述べるとともに,それにかかわる視力や屈折の検査法,視力の未発達である弱視への対応などについて述べた.

各論

視力・コントラスト感度

野田 徹

pp.1534-1542

 視力測定は最も基本的な視機能検査である.わが国ではランドルト環小数視力表,欧米ではSnellen Chartが広く普及しているが,視力をより客観的な統計解析データとするためには,log-MAR視力,ETDRS Chartなどが有用である.視力は高コントラスト,高空間周波数の識別閾値に限定した検査であり,視覚の質の評価には,コントラスト感度,空間周波数特性の解析を要する.さらに,波面収差解析,Point Spread Fullction解析などが技術的に可能となり,視覚の詳細な他覚的評価も可能となってきている.

色覚検査

水野谷 智

pp.1543-1547

 色覚異常には先天色覚異常と後天色覚異常があり適応となる検査が若干異なる.仮性同色表は簡便に検査できるという特長があり,スクリーニングに用いられる場合が多く,検出に関しては非常に優れている.色相配列検査で異常の程度が強度なのか軽度なのかを判定する.アノマロスコープは現在用いられている先天色覚異常の検査では,最も信頼性の高い検査で,先天色覚異常の有無,類型,程度の判定を行う場合には欠かせない検査である.

視野(網膜感度)測定

廣瀬 浩士

pp.1548-1554

 視野を評価するには,まず,網膜から皮質中枢へ視覚情報がどのように伝達されるか理解することが必要である.網膜レベルではその感度は視野の島と例えられ,立体的なイメージで表現される.網膜の視覚情報は視交叉を経由して両側の後頭葉に伝達され,われわれが感じる視野となる.視野測定は,従来から眼科臨床でルーチンに行われてきた重要な検査であるが,われわれのもつ視機能の一面を計測したに過ぎない.最近導入された自動視野計はより多角的に視野を計測することが可能であり,さらに精度の高い検査へと移行した.

ERG・多局所ERG・VEP/VECP

斉藤 喜博

pp.1555-1558

 電気生理検査は視機能検査で極めて重要なものである.まず網膜電位図(ERG)は,光刺激によっておきる網膜内神経経路の電位変化を記録する検査であり,神経節細胞から中枢側は関与しない.しかし閃光刺激による電位変動は神経節細胞のスパイク放電となり,視路を通じて視覚中枢に伝えられ,誘発される後頭葉脳波は視覚誘発電位(VEP)といわれる.コンピュータ制御された連続的局所刺激により多局所からのERGを記録し,網膜の部分領域の変化を記録することもできる.

MRI・CT・ECHO

大島 浩一

pp.1559-1567

 眼球内病変または眼付属器病変における,CT・MRI・超音波による画像診断法について概説した.実行可能な検査をすべて行うというやり方は避けなくてはならない.また必要な検査を行わずに,安直な診断を下してもいけない.これらの検査方法はそれぞれに特徴があるから,長所・欠点を補いながら,総合的に診断してゆくべきである.

涙液分泌,涙道検査

高木 郁江

pp.1569-1574

 涙液は主として眼窩外上縁部に存在する主涙腺と,眼瞼に散在する副涙腺から結膜上に分泌され,角膜・結膜の表面を潤すが,瞬目などにより,内眼角に集まる.そして涙点に始まる涙道へと流入し,鼻涙管を経て鼻腔の下鼻道に排出される.涙液に関する疾患としては,涙液分泌低下によるドライアイ(乾性角結膜炎)と,涙道閉塞によるウェットアイ(流涙症)が主なものであり,臨床検査もこの2大疾患に対して行われることが多い.

眼鏡,コンタクトレンズ

小木曽 正博

pp.1575-1577

 わが国においては,少なからぬ数の眼鏡・コンタクトレンズが,眼科医の手を通さずに供給されていると思われ,問題がある.

 一般に眼鏡処方は,屈折検査→矯正視力検査→瞳孔間距離の決定→装用テスト→処方,の手順で行われる.

コンタクトレンズ処方は,問診→眼科検査→トライアルレンズの装着→処方レンズの決定→処方レンズ装用→取り扱い説明の手順で行われる.

話題

前眼部解析装置

根岸 一乃

pp.1579-1582

1.はじめに

 前眼部解析システムEAS-1000は前眼部構造および組織の生体計測を定量的に行うことができる装置で日本で開発されたものである1,2).本装置の特徴は撮影系の1つにScheimpflug撮影法を用いていることである.本稿では測定装置の概要と使用方法,解析項目を中心に述べる.

眼循環測定装置

久保田 敏昭

pp.1583-1585

1.はじめに

 糖尿病網膜症,網膜血管閉塞症などの網膜疾患の病態に網膜循環障害が関与していることは,以前から眼科で一般的に行われているフルオレセイン蛍光眼底造影検査により明らかである.また,正常眼圧緑内障の病因に全身的あるいは局所的な循環障害要因の関与が指摘されており,多くの報告がある.網膜循環・視神経乳頭循環動態を定量的に解析することができるようになれば,これらの疾患の病態を正確に把握し,治療の効果判定に有用である.本稿では,まず眼の血管系の解剖に触れた後,現在使用されている臨床応用が可能な眼循環測定装置について述べる.

エキシマレーザー

大野 建治

pp.1587-1589

1.はじめに

 現在,眼科の分野でエキシマレーザーは有用な治療機器として普及していている.このエキシマレーザーを用いての治療の目的は,矯正視力を向上させる日的,裸眼視力を向上させる目的の2つに大きく分けられる.代表的な術式として,前者にはPTK (phototherapeutic keratectomy),後者にはPRK (photorefractive keratectomy)とLASIK (laser in situ keratomileusis)がある.ここでは,特に最近注目されている近視,乱視を矯正する手術であるLASIKを中心に解説し,その屈折矯正手術の診療の実際と特殊性について概説してみたい.

超音波生体顕微鏡

稲積 幸介 , 山本 哲也

pp.1590-1592

1.はじめに

 超音波生体顕微鏡(ultrasound biomicroscopy;UBM)は,Pavlinら1)によって開発された.当初はハンフリー社の製品として発売され(図1),現在はParadigm Medical Industries Inc.(SaltLake City,米国)が販売している.本稿ではその臨床応用について,技術的なアドバイスを中心にできるだけ広く紹介したい.

視能訓練士の現状と将来展望

越後貫 滋子

pp.1593-1595

1.はじめに

 視能訓練士は,「両眼視機能に障害のある者に対するその両眼視機能の回復のための矯正訓練及びこれに必要な検査を行なうことを業とする者」として,1971年に誕生した国家資格である.その後1995年の視能訓練士法一部改正により,本来の業務に加え,「眼科にかかわる検査」を行うことができるようになり,眼科領域全般における検査業務を行いうる職種として位置づけられた1~3)

 ここでは,視能訓練士の就業の実態について紹介し,今後の課題などについて述べてみたい.

今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・23

ヒゼンダニなどダニ類

藤田 紘一郎

pp.1500-1501

 ダニ類による病害には,吸血・刺咬による皮膚炎,室内塵中のダニによるアレルギー性疾患,病原体の媒介,ダニの存在そのものによる不快感や恐怖感などの精神的病害などがある.ヒトの皮膚内に寄生するダニにはヒゼンダニ(Sarcoptesscabiei)とニキビダニ(Demodex folliculorum,D.brevis,毛包虫)がある.ヒゼンダニはヒトを固有宿主とし,体長は雌成虫400μm,雄成虫200μmで,体表には特有の棘状突起と横に走る線状紋理があり,歩脚は退化短縮している(図1).交尾した雌は指間などの皮膚の角皮層に潜り込んでトンネルをつくりながら産卵する.産卵は1日約3個で約2か月間続く.卵は3~8日で艀化し約2週間で成虫となる.約1か月の潜伏期間後にかゆみの強い疥癬を生じる(図2).腹部,胸部,大腿内側,鼠径部,腋窩,肘,手指に好発する.特徴的な疥癬トンネルは皮膚表面よりすこし盛り上がった線状疹で,長さ数ミリから数センチに及ぶ.トンネル先端には小水疱があり,雌成虫が潜んでいる.皮疹のかゆみは就寝時に激しく,掻きくずすと,滲出性・紅斑性の湿疹様になる.皮膚の直接接触によりヒトからヒトに感染するので,性行為感染症の1つでもある.しかし,寝具などを介しても容易に感染する.

コーヒーブレイク

朗読

屋形 稔

pp.1533

 6月のある夕べ,新潟にある朗読の会から招待状をいただいた.私がかつて本誌に書いた「華も実もある」というエッセイと,他誌に載せた「寒月」というエッセイを朗読させて貰いたいので出席してくれという趣旨であった.

 こういう会の存在を耳にしたのも初めてであったが好奇心もあり出席してみた.アンファンスフィニ(過ぎ去った子供時代:フランス語)という三好達治の詩からとった朗読の集いの由で,大分続いているらしくホテルの会場には200人近い会員が集まっていた.この日4つほどの作品が4人の読み手によって朗読されたが,何れも女性であった.それぞれベテランらしく落ち着いたよく透る声の持主で耳に入りやすかった.

シリーズ最新医学講座―免疫機能検査・11

エンドトキシンと白血球機能

内記 良一 , 切替 照雄 , 中野 昌康

pp.1597-1604

はじめに

 細菌が感染すれば生体の防御機構と直ちに接触するのは菌体の最外層である細胞壁である.生体内の殺菌物質,抗体,補体,白血球などによる攻撃に対抗するために,進化の過程で,ある菌では外毒素(エクソトキシン)を産生する能力を獲得し,また,多くのグラム陽性菌は細胞壁のペプチドグリカン(PG)層を厚くした.グラム陰性菌はPG層を厚くする替わりに,その外側に薄い外膜を作る道を選んだ.外膜の構成成分であるリポ多糖(lipopolysaccharide;LPS)(図1)は,エンドトキシン(内毒素)として,生体に毒素としての作用のみならず様々な薬理作用を示すことができる(表1).菌体が壊れれば当然エンドトキシンは放出されるが,菌が壊れなくても,分裂・増殖する場合にはLPSは過剰に合成され,菌体外へ放出される.エンドトキシンの生体に対する多彩な作用1,2)は菌と生体の相互が感染を通して長い進化の歴史の過程で獲得した結果であろう.

 白血球といえば好中球,好酸球,好塩基球を指すが,英語ではwhite cellsはred cell(赤血球)を除いた未梢血有核細胞のすべて,すなわち,白血球,単球,リンパ球,NK細胞を含めた広い概念である.本稿では好中球を中心としたエンドトキシンの作用について述べるに留める.また,本稿ではエンドトキシンとLPSを特に断らない限り同義語として使用している.

トピックス

循環浴槽とレジオネラ症

藪内 英子

pp.1605-1607

1.はじめに

 浴槽の湯を循環再利用する装置は,家庭・民宿・旅館・公衆浴場・温泉浴場など多くの場所で用いられている.その目的は主として水道経費の節減,温泉資源の保全である.温泉浴場で循環装置を用いず常時換水・清掃しているのは,よほど湧出泉量が多く湯温の高いところに限られている.他方,大浴槽を備えた施設では,頻回の排水による下水設備の負担,浴槽の清掃と湯の再補給に時間がかかることも問題であった.これら公共施設のほかに,かつて全盛を誇った家庭用24時間風呂のように風呂を洗わなくてよいという触れ込みもあった.

 閉鎖空間内を循環する水は滞留水と同じと考えられる.停滞する水の中では微生物が増殖する.増殖した微生物が細菌の場合,1ml当たりの菌数が107CFUに達しなければ,われわれの肉眼では濁りとして認められないことは一般の人には認識されていなかった.浴槽水は,入浴者の体表からの有機物や塩類が,剥落した微生物の栄養源となる.濾過装置に定着・増殖した微生物が浴槽水の有機物を分解し湯を清浄にするというのが生物浄化方式の濾過器,いわゆる24時間風呂である.栄養豊富な人工液体培地では107~9CFUまで増殖しうる菌種でも,浴槽水のように低栄養の環境では最大限104CFU/mlまでしか増殖しない.

質疑応答 検査機器

クロマトグラフィーによるウイルス精製

松下 至 , I生

pp.1608-1610

 Q ウイルスの精製にクロマトグラフィーを有効に活用する技法を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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60巻8号(2016年8月発行)

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今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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