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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻13号

2001年12月発行

今月の主題 検査領域でのリスク・マネジメント

各論―リスク・マネジメントの実際 院内感染の予防と対策(1)

サーベイランスとアウトブレイク

著者: 沼口史衣1

所属機関: 1社団法人日本看護協会看護教育・研究センター看護研修学校 認定看護師教育専門課程 感染管理学科

ページ範囲:P.1665 - P.1670

文献概要

 アウトブレイクとは,日常よりも高いレベルで特定の感染症が発生することをいう.微生物検査室からの情報は,感染管理専門家にとって,アウトブレイク発生を知らせる最初の警告である.アウトブレイクが発生した場合は,調査を行い,感染源,感染のリスク因子および伝播経路を明らかにし,伝播防止策を実施する.日常的なサーベイランスからアウトブレイクを察知し,速やかに対応することは,医療施設におけるリスク・マネジメントの重要な手段である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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