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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻13号

2001年12月発行

文献概要

トピックス

三重県における遠隔細胞診断(テレサイトロジー)

著者: 奥田容山1 村田哲也2 白石泰三3

所属機関: 1財団法人三重県健康管理事業センター 2厚生連三重鈴鹿中央総合病院病院中央検査部 3三重大学医学部病理学第二講座

ページ範囲:P.1711 - P.1715

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はじめに
 三重県内の14施設では遠隔画像診断装置(T2000/ニコン社)が導入され遠隔病理診断ネットワーク(三重パソネット,図1)注1が構築されている1~4).遠隔画像診断が導入されている施設では遠隔病理診断と遠隔細胞診断(テレサイトロジー)が実施されている.遠隔細胞診断では遠隔病理診断に比較し三次元的な細胞集塊の観察,標本内の非連続的に存在する細胞所見の選択など大きな違いも明確になっているので,その問題点,運用方法,遠隔診断の概要や実施環境も合わせて紹介する.
 注1)三重病理医会の人的ネットワークを基盤に,行政支援(半額負担)と施設の負担により構築された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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