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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻2号

2001年02月発行

文献概要

今月の主題 染色体―検査と社会とのかかわり 各論

染色体異常と生殖障害

著者: 三春範夫1 大濱紘三2

所属機関: 1広島大学医学部附属病院周産母子センター 2広島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.151 - P.160

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 近年,対外受精・胚移植(IVF-ET)や顕微授精などの補助生殖技術の発展により従来は妊娠が望めなかった不妊症患者でも妊娠が可能となった.一方,IVF-ETや卵細胞質内精子注入法(ICSI)の対象となる不妊症男性自身に染色体異常がみられたり,重症乏精子症男性では正常男性精子に比して高頻度で染色体異常がみられることが報告されている.したがって,生殖医療の領域では従来にもまして染色体をはじめとする遺伝医学の知識が必要とされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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