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今月の主題 染色体―検査と社会とのかかわり 各論
染色体異常の出生前診断
著者: 佐藤孝道1
所属機関: 1国家公務員共済組合・連合会虎の門病院産婦人科
ページ範囲:P.161 - P.166
文献購入ページに移動 出生前診断には倫理的社会的問題が存在するが,染色体異常は実際の出生前診断のうちでは圧倒的な件数を占める.Down症候群はしばしば,そのターゲットとされ,マススクリーニングの対象にもされる.出生前診断技術そのものはともかく,その運用には厳格な倫理的視点が求められる.
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