文献詳細
今月の主題 生体リズム
技術―生体リズムと臨床検査
文献概要
データを余弦関数的に回帰するcosinor法は生体リズム解析法のうちでも簡便で視覚的に優れているため,いくつかの限界はあるものの使用されている手法である.単一周期によるsinglecosinor法は特に群間比較や母集団パラメータの推定も行うことができるため頻用されているが,多周期を取り扱うmulticomponent cosinor法も有用である.しかし,cosinor法に限らず,解析を行う場合には,データの質に応じた検討が必要である.
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