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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻6号

2001年06月発行

文献概要

今月の主題 生体リズム 話題

時差

著者: 立石修1 藤代健太郎2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院中央検査部 2東邦大学医学部附属大森病院臨床生理機能学

ページ範囲:P.636 - P.639

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1.はじめに
 ジェット機による遠距離移動が一般的になり,容易に海外旅行をすることが可能になった.読者の中にも海外旅行の際,渡航先あるいは帰国後に数日間にわたり不眠や昼夜逆転,体のだるさなどが出現したことを覚えている方も多いと思う.これらの症状は,一般には時差ボケ(Jet-lag)と呼ばれており,長距離を短時間内に移動するため生じる生体リズムの変調(脱同調)の結果と考えられている.
 本稿では脱同調に伴う身体変化およびその回復について自験例も含め述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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