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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻6号

2001年06月発行

文献概要

今月の主題 生体リズム 話題

乳癌と,生体リズムとしてのホルモンとの関連

著者: 礒垣淳1 小林利彦1 数井暉久1

所属機関: 1浜松医科大学第1外科

ページ範囲:P.648 - P.650

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1.はじめに
 乳癌は他のヒト癌と比較した場合,その際立った特徴として発癌と癌増殖においてホルモン依存性を有することが挙げられる.古くから卵巣摘出術を受けた女性には乳癌の発生率が低いこと,またエストロゲンの産生や作用を遮断すると乳癌の退縮をもたらすことなどが知られており,これらを踏まえ多くのホルモンと乳癌の関連についての知見がこれまでに報告されてきている.
 今回の"乳癌と生体リズム"のテーマに対し,女性におけるホルモン環境と乳癌との関連について概説してみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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