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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻9号

2001年09月発行

文献概要

今月の主題 蛋白質の活性と蛋白量 技術解説・凝固線溶系測定

t-PAの測定法

著者: 岡田清孝1 松尾理1

所属機関: 1近畿大学医学部第二生理学

ページ範囲:P.977 - P.983

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 線溶系は凝固活性化の最終産物であるフィブリンを分解し血栓を溶解する系である.この線溶能は亢進すると出血傾向に,低下すると向血栓性に傾く.血管内での線溶能を把握するのに重要な因子としてt-PAが上げられる.すなわち,急性心筋梗塞などの血栓症や出血傾向をきたした状態での線溶能を把握する際,t-PA量が判断の指標となる.本稿ではt-PAの蛋白と活性に対する測定法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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