icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻1号

2002年01月発行

文献概要

今月の主題 テーラーメイド医療と臨床検査 話題

Helicobacter pylori除菌と遺伝子多型の解析

著者: 古田隆久1 白井直人1 杉本光繁1

所属機関: 1浜松医科大学第一内科学

ページ範囲:P.58 - P.62

文献購入ページに移動
1.はじめに
 現在,Hblicobacter pyloriの除菌療法はPPIであるランソプラゾール(LPZ)60mgとCAM(400 or 800mg),アモキシシリン(AMPC)(1,500mg)の組み合わせの一週間投与が第一選択とされている.このPPIの代謝の個人差やCAMの耐性の有無が3剤PPI/CAM/AMPC療法の成否にかかわる因子であることが明らかにされてきた1~4)そこで,これらについて概説し,初回治療の除菌率向上のための処方の個別化の可能性について述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?