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ヘパリン起因性血小板減少症,そのパラドックスな病態
著者: 松尾武文1
所属機関: 1兵庫県淡路病院
ページ範囲:P.94 - P.97
文献購入ページに移動1.はじめに
ヘパリンは日常臨床で広く使用されている抗凝固剤で,その副作用として出血はよく知られている。その第2の副作用としてのヘパリン起因性血小板減少症(heparin-induced thrombocytopeni-a;HIT)は欧米では古くから注目されているが,わが国では稀と誤解されているために注目されてはいない.
ヘパリンは日常臨床で広く使用されている抗凝固剤で,その副作用として出血はよく知られている。その第2の副作用としてのヘパリン起因性血小板減少症(heparin-induced thrombocytopeni-a;HIT)は欧米では古くから注目されているが,わが国では稀と誤解されているために注目されてはいない.
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