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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻1号

2002年01月発行

文献概要

コーヒーブレイク

急性白血病を克服した患者とナースの語らい

著者: 寺田秀夫12

所属機関: 1聖路加国際病院内科 2昭和大学内科

ページ範囲:P.111 - P.112

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 近年わが国における成人急性骨髄性白血病に対する化学療法の治療効果は向上し,寛解率は約75%,無病生存率も約35%と良好な成績が得られ,したがって,本人に対する病名の告知も一般化しつつある.しかしここに紹介する症例はそれ以前の,治療成績もまだ悪く,病名告知もほとんど行われなかったころの私の経験した数少ない寛治例の患者さんの一人であり,ナースは私が看護大学在職中の修士課程の指導学生(過去に臨床経験の豊富な方)である.
 患者さんと直接に話をする機会のなかなか持てない技師の方に患者さんが病気を克服するまでの心の推移をお伝えしたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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