文献詳細
今月の表紙 電気泳動異常パターンの解析シリーズ・11
電気泳動によるCKアイソザイム分析IマクロCKタイプIの検出と同定
著者: 堀井康司1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.1496 - P.1498
文献概要
図1に電気泳動で検出されるCK活性について蛋白分画との関係をシェーマで示した.アルブミン(Alb)より陽極側にBB,α2位にMB,γ位にMMと検出される3つのアイソザイムは易動度が大きく異なるため簡単に分離することができる.しかしときに図中①,②で示した異常な活性を認めることがあり,判別に問題が生じることがある.
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