文献詳細
文献概要
今月の表紙 電気泳動異常パターンの解析シリーズ・3
異常アミラーゼアイソザイムの解析・その1
著者: 堀井康司1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.228 - P.229
文献購入ページに移動 P型アミラーゼ(膵由来アミラーゼ)の測定法として阻害抗体法が用いられるようになって,すっかり影が薄くなった電気泳動によるアミラーゼアイソザイム測定であるが,異常なアミラーゼは電気泳動法によって初めて検出でき,そのなかには臨床的に重要なものも含まれている.
今回表紙には電気泳動によるアミラーゼアイソザイム分析日常検査のなかで認められる異常アミラーゼについて,かなり珍しいものも含め,ほぼすべての像を示した.異常アミラーゼには,①遺伝的に易動度異常を示すアミラーゼ,②糖鎖異常を示す腫瘍産生アミラーゼ,③マクロアミラーゼに大別される.またマクロアミラーゼはIgA結合型とIgG結合型があり異常像がかなり異なっている.
今回表紙には電気泳動によるアミラーゼアイソザイム分析日常検査のなかで認められる異常アミラーゼについて,かなり珍しいものも含め,ほぼすべての像を示した.異常アミラーゼには,①遺伝的に易動度異常を示すアミラーゼ,②糖鎖異常を示す腫瘍産生アミラーゼ,③マクロアミラーゼに大別される.またマクロアミラーゼはIgA結合型とIgG結合型があり異常像がかなり異なっている.
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