icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻3号

2002年03月発行

文献概要

今月の主題 HBV・HCV検査法の新しい動向―標準化に向けて 技術解説―測定法の限界と検査の進め方

イムノクロマトグラフィー法の特徴と問題点

著者: 北橋繁1 巽典之2

所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院・輸血部主査 2大阪市立大学大学院医学研究科臓器器官病態内科学

ページ範囲:P.265 - P.272

文献購入ページに移動
 臨床検査の分野では,種々の検査法を用いてより精度よく臨床に即した検査結果を迅速に報告することが求められている.近年,感染症検査をはじめとするイムノクロマトグラフィー(IC)法は,試料が毛細管現象中に生じる抗原抗体反応を利用した測定法であり,簡便で短時間に測定可能である.そのIC法は,特殊な機器を使用することなく目視による定性判定のため誰でも測定が可能な点から日常および緊急検査に導入されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?