文献詳細
文献概要
今月の主題 HBV・HCV検査法の新しい動向―標準化に向けて 話題
日本医師会の精度管理調査の現状―HBs抗原とHCV抗体
著者: 高木康1 河合忠2
所属機関: 1昭和大学医学部臨床病理 2国際臨床病理センター
ページ範囲:P.299 - P.302
文献購入ページに移動日本医師会での精度管理調査は,2001年で35回を数える.初回に70施設で始まった本調査も2000年には2,713施設とわが国では最大規模の精度管理調査となった.
HBs抗原とHCV抗体については前者は第11回(1978年)~第26回(1992年)と第34回(2000年)の16回,HCV抗体は第28回(1994年)~第31回(1997年)と第34回の5回調査されている.本稿では,第34回の調査結果1)を中心に,過去の調査結果との比較も含めて解説したい.
掲載誌情報