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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻4号

2002年04月発行

文献概要

今月の主題 再生医療と幹細胞 各論

再生医学で必要となる検査

著者: 辻直樹1 渡辺直樹1

所属機関: 1札幌医科大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.413 - P.417

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 再生方法としては,多能性幹細胞や組織幹細胞をex vivoで目的の細胞に分化誘導し移植するものと,患者に増殖再生因子を直接投与するものの2つがある.前者では幹細胞の効率的な分離法の確立が,一方,後者では血液や体液中の増殖再生因子の濃度を的確に把握できる高感度測定法の開発が,それぞれ急務となっている.本稿ではこれらの点を中心に,再生医学で必要となる検査について概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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