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今月の主題 糖尿病
技術解説
文献概要
HbA1Cの測定値は不安定型グリコヘモグロビンなどそのほかの共存物質の影響で変動しうる.またHPLC法,免疫学的方法,アフィニティー法での測定も行われるようになり,施設間差をさらに増大させる要因があった.そこで1993年JDSに設置された"グリコヘモグロビンの標準化に関する委員会"において,わが国におけるHbA1Cの戦略的標準化が行われてきた.その後,化学量論的な測定法が検討され,これに基づいた世界的なHbA1Cの標準化が進行している.
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