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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻7号

2002年07月発行

文献概要

資料

総コレステロール測定法におけるCDH-UV法の実用化

著者: 渡津吉史1 岸浩司1 白波瀬泰史1 片山善章2 岡部紘明3

所属機関: 1国際試薬株式会社研究開発本部 2国立循環器病センター 3熊本大学医学部臨床医学講座

ページ範囲:P.805 - P.812

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 総コレステロールの測定法は,化学法から酵素法へと替わった.その酵素法のなかでもCOD-POD法は日常検査法として汎用されているが,その反応原理における諸問題点が指摘されてきた。一方,コレステロール脱水素酵素(CDH)を用いた方法も可逆反応であることが問題であった.近年,COD-POD法の問題とCDHの可逆反応性を克服し,また実用基準法になる可能性を秘めた新しい酵素法(CDH-VU法)が実用化された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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