icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻8号

2002年08月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査測定値の標準化 技術解説

酵素の標準物質の作製

著者: 青木亮治1 高野聡1 芳陵一生1 植田成1 鍵本佳孝1 美崎英生1

所属機関: 1旭化成株式会社特薬・診断薬事業部診断薬研究部

ページ範囲:P.843 - P.852

文献購入ページに移動
 臨床検査のなかで施設間差が顕著であった酵素項目は,標準測定法である"JSCC常用基準法"の公布と物差しとなる"日本・常用酵素標準物質"の頒布により,値が収束する方向へ進んでいる(標準化).遺伝子操作技術と細胞培養技術を用いた遺伝子組換え(リコンビナント)ヒト酵素の開発が,ヒト血清中酵素と性質が類似した酵素標準物質の作製を可能にした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?