icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻8号

2002年08月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査測定値の標準化 座談会

臨床検査値の標準化Q&A―どこまでできるのか

著者: 濱崎直孝1 小西奎子2 牛島義雄3 木下幸子4 桑克彦5 菅野剛史67

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院臨床分子医学 2国立金沢病院臨床検査科 3群馬大学医学部附属病院検査部 4九州大学医学部附属病院臨床検査部 5筑波大学医療技術短期大学部 6浜松医科大学 7浜松医科大学附属病院

ページ範囲:P.897 - P.907

文献購入ページに移動
 菅野(司会)最近,厚生省では病院の層別化を意図し,それによって病診連携,病病連携といった視点での診療が強調されています.さらに患者紹介率30%以上が言われるなど,地域医療が非常に重要視されてきています.このようななかで,今回のテーマである臨床検査値の標準化,つまり臨床検査値をいかに共有していくかということは重要な問題だと思います.本日は,各地域で標準化に取り組まれている先生方に,実際的なお話を伺いたいと思います.
 検査値の標準化については九州地区ではすでに取り組みが進んでいますが,まず初めに,なぜこのような臨床検査値の標準化が行われるようになったのか,濱崎先生のお考えはいかがでしょう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?