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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻9号

2002年09月発行

文献概要

研究

富山県における12年間の血液ガス分析コントロールサーベイの評価

著者: 奥田忠行12 吉田稔2 川城昭代2 三日市恵子2 北島勲1 福永寿晴3

所属機関: 1富山医科薬科大学附属病院検査部 2富山県臨床検査技師会生理研究班 3金沢医科大学臨床病理学

ページ範囲:P.1051 - P.1057

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 富山県臨床検査技師会生理研究班で,コントロール(平成2年開始)および標準物質(平成5年開始)を用いて実施した血液ガス分析(pH,PCO2,PO2)の12年間のコントロールサーベイの結果について検討した.
 ①コントロールおよび標準物質の各項目ともサーベイの回数が増すにつれCV値が減少した.しかしPO2では他の項目よりも回数を要した.②富山県と全国の施設についてのコントロールでの比較では,差は小さかった.③メーカー間差については,標準物質についての検討では,pH, PCO2でバイエル社がラジオメーター社より高値,PO2はラジオメーター社が高値を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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