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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻11号

2003年10月発行

文献概要

特集 プロテオミクスに向かう臨床蛋白質検査 2章 プロテオミクスに利用される最新の機器類 3.プロテインチップ,蛋白質相互作用

3) MALDI-TOF MS分析タイプの分析装置

著者: 唐沢毅1

所属機関: 1サイファージェン・バイオシステムズ(株)

ページ範囲:P.1339 - P.1347

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臨床検査がプロテオミクスへ向かう必然性

 DNA解析,mRNA解析,プロテオミクス解析がわれわれに生命現象をどう教えてくれるかを次のように比較して表すことがある.

 DNA…What could happen

 mRNA…What might happen

 Protein…What is happening

 蛋白質が実際に生体内での反応を司っているキープレイヤーであることを考えれば,プロテオミクス解析から切れ味の優れた臨床検査マーカーが生み出されると期待するのは自然なことである.実際に癌研究の分野では本報でも紹介するように有望な癌診断マーカー候補が多数発見されている.ここでは当社が開発したプロテインチップシステムがどのように臨床バイオマーカー探索に利用されつつあるかについて示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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