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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻13号

2003年12月発行

文献概要

今月の主題 イムノアッセイ 各論 イムノアッセイの実際

感染症関連項目(1)抗原

著者: 藤原稔也1 溝上雅史23

所属機関: 1オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社開発室 2名古屋市立大学大学院医学研究科臨床分子情報医学分野 3名古屋市立大学付属病院中央検査部

ページ範囲:P.1627 - P.1632

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〔SUMMARY〕 HCV抗原検査を例として,イムノアッセイによる抗原検査において要求される性能について概説した.最近開発されたHCV抗原検査CLEIA法は,広い定量域を有し,インターフェロン治療,高リスク患者のモニタリングなどにおいてウイルス量の変動の把握に有用である.また,感染初期のHCV感染の確認,スクリーニングにおけるHCV抗体陽性例に対する追加検査として実施すれば,NAT検査の必要性を大幅に削減できる.検査に要する時間はCLEIAの場合1時間以内であり,診療前検査も可能である.〔臨床検査 47:1627-1632,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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