文献詳細
文献概要
今月の主題 イムノアッセイ 話題
イムノセンサー
著者: 廣田晃一1
所属機関: 1国立健康・栄養研究所健康・栄養情報研究室
ページ範囲:P.1677 - P.1680
文献購入ページに移動1.はじめに
イムノセンサーとは,バイオセンサーの一種であり,トランスデューサー表面に固定化された抗体が抗原を捕捉するときに起きる変化をトランスデューサーによって電気信号に変換することで検出するしくみになっている.大きく直接型イムノセンサーと間接型イムノセンサーに分けることができる.間接型イムノセンサーの中には通常のイムノアッセイとの差異が明確でないものもあるが,基本的にトランスデューサー表面(あるいは近傍)に抗体が固定化されているものをセンサーとするのが一般的である.
本稿では,イムノセンサーの種類と,代表的な直接型イムノセンサーである,SPRセンサーおよび圧電変化型イムノセンサーを紹介する.
イムノセンサーとは,バイオセンサーの一種であり,トランスデューサー表面に固定化された抗体が抗原を捕捉するときに起きる変化をトランスデューサーによって電気信号に変換することで検出するしくみになっている.大きく直接型イムノセンサーと間接型イムノセンサーに分けることができる.間接型イムノセンサーの中には通常のイムノアッセイとの差異が明確でないものもあるが,基本的にトランスデューサー表面(あるいは近傍)に抗体が固定化されているものをセンサーとするのが一般的である.
本稿では,イムノセンサーの種類と,代表的な直接型イムノセンサーである,SPRセンサーおよび圧電変化型イムノセンサーを紹介する.
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