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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 病原微生物の迅速検査 総論

検体直接塗抹標本鏡検の重要性

著者: 山中喜代治1

所属機関: 1大手前病院臨床検査部

ページ範囲:P.137 - P.144

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〔SUMMARY〕 顕微鏡を用いた検体の直接塗抹鏡検法は最も古くから行われている感染症検査の1つであり,特別な装置や高価な試薬および広い作業スペースを必要とせず経済性,簡便性,迅速性に優れた基本的検査である.実際にはグラム染色,抗酸染色,特殊染色などを駆使して各種細胞成分の種類,量および質などから炎症像を推察するとともに,多くの感染症起炎微生物を推定(決定)し,早期診断と治療薬選択に貢献している.〔臨床検査 47:137-144,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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