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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻2号

2003年02月発行

今月の主題 病原微生物の迅速検査

各論 消化管感染症起因菌の迅速検査

ロタウイルス抗原

著者: 岩田敏1

所属機関: 1国立病院東京医療センター小児科

ページ範囲:P.159 - P.161

文献概要

〔SUMMARY〕 ロタウイルス抗原迅速診断キットには,検出方法としてラテックス凝集法(LA法),酵素抗体法(EIA法),イムノクロマトグラフィー法(IC法)があり,LA法では凝集の有無,IC法では発色したラインの有無,EIA法では吸光度の測定によりそれぞれ判定を行う.LA法は感度の点でやや劣っている.これらのキットではA群ロタウイルスのみが検出可能であるが,適切な感染予防対策および治療を行ううえで,臨床的価値がある.〔臨床検査 47:159-161,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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