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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻3号

2003年03月発行

文献概要

今月の主題 樹状細胞 総説

抗原提示の分子機構

著者: 稲葉カヨ1 稲葉宗夫2

所属機関: 1京都大学大学院生命科学研究科高次生命科学専攻体制統御学講座生体応答学分野 2関西医科大学病理学第一講座

ページ範囲:P.245 - P.258

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〔SUMMARY〕 抗原の提示には,抗原の捕捉,消化分解,生成された抗原ペプチドのMHCクラス分子への結合と細胞表面への輸送といった一連の過程が必要であり,外来性抗原と内在性抗原ではそのプロセッシング機構が異なることが知られる.しかし,外来性抗原も内在性抗原としてプロセッシングされうることが明らかになるなど,抗原提示機構の解析が進められている.またさらに,T細胞の活性化に至る諸過程に関与する分子群についての研究も進行している.〔臨床検査 47:245-258,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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