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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻3号

2003年03月発行

今月の主題 樹状細胞

各論

樹状細胞の分離法

著者: 小林一彦1 田野崎隆二2

所属機関: 1国立がんセンター中央病院造血幹細胞移植部 2国立がんセンター中央病院臨床検査部輸血管理室

ページ範囲:P.275 - P.279

文献概要

〔SUMMARY〕 近年,難治性癌に対し,樹状細胞による癌特異的免疫療法が盛んに試みられるようになった.これに伴い,実際の臨床現場でいかに治療の質を担保するかが問われるようになってきている.環境を整備し細胞の汚染を防ぐことは最重要であるが,細胞の分離・調製・保存・投与すべての過程にわたり細胞製剤の性質を損うことなく一定の品質を保つため様々な努力がなされている.本稿では樹状細胞を分離・調製する際のGMP・GCP基準などについて当院での現状を中心に紹介する.〔臨床検査 47:275-279,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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