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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻3号

2003年03月発行

文献概要

今月の主題 樹状細胞 各論

樹状細胞とケモカイン

著者: 義江修1

所属機関: 1近畿大学医学部細胞学教室

ページ範囲:P.287 - P.292

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〔SUMMARY〕 樹状細胞は末梢組織で病原体や外来抗原を効率よく取り込み,2次リンパ組織に移動して強力な抗原提示細胞となることによって,免疫応答の誘導に必須の役割を果たす.さらに定常的条件では自己抗原や無害な外来抗原に対する免疫応答を抑制する働きもしている.このような樹状細胞の機能は分化系統,成熟段階,特定方向への分化などによって規定される亜集団によって担われ,それぞれの亜集団の体内での移動・局在・機能発現には特定のケモカインレセプターの発現とケモカインの産生が密接に関与している.〔臨床検査 47:287-292,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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