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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻6号

2003年06月発行

文献概要

今月の主題 アルコールと臨床検査 各論

線維化マーカーの測定とその意義

著者: 岡﨑勲1 杉岡良彦1 東山礼一1 遠藤整1

所属機関: 1東海大学医学部基盤診療学系公衆衛生・社会医学

ページ範囲:P.608 - P.616

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〔SUMMARY〕 肝線維化マーカーは,1979年RohdeらによりⅢ型プロコラーゲンN末端ペプチドを血清で測定し,肝生検せずに線維化を評価できるとして登場した.24年経過し,Ⅳ型コラーゲン由来の2つの検査法およびヒアルロン酸は保険適用になるなど,日常臨床で使われるまでに発展した.それ以外の線維化マーカーもそれぞれ特徴があり,これらを知ることはより侵襲の少ない,それでいて治療効果を正確に把握できる方法である.特にアルコール性肝疾患の細胞外マトリックス代謝の特徴を知るうえで欠くことのできない検査法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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