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今月の主題 アルコールと臨床検査 各論
血清トランスフェリン微小変異
著者: 堤幹宏1 高瀬修二郎1
所属機関: 1金沢医科大学消化器内科
ページ範囲:P.617 - P.620
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 血清transferrinの微小変異は,糖鎖に結合するシアル酸数が減少することにより生じ,一般にcarbohydrate-deficient transferrin(CDT)と呼ばれている.この血清CDT値は,アルコール性肝障害患者で高値を示すことから,飲酒の新たな生化学的マーカーとして用いられるようになってきている.
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