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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻6号

2003年06月発行

文献概要

今月の主題 アルコールと臨床検査 各論

血中アルコールおよびアセトアルデヒド測定法とその留意点

著者: 大洞弓子1 藤宮龍也1

所属機関: 1山口大学医学部生体侵襲学講座(法医学)

ページ範囲:P.627 - P.631

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〔SUMMARY〕 血中アルコール測定は,救急医療や法医学領域でよく必要とされる.エタノール測定には気化平衡法によるガスクロマトグラフ法やアルコール脱水素酵素を使った酵素法があり,ほかに呼気を使った簡易測定法がある.血中アセトアルデヒド測定にはimproved PCA法が主に使われるが,アセトアルデヒドの消失とエタノールからの人工的な産生という難点があり,試料の迅速な処理と溶血の防止に配慮しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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