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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻8号

2003年08月発行

文献概要

今月の主題 プロテアーゼ,プロテアーゼインヒビター 技術解説

エラスターゼ1測定法

著者: 祖父江晋1 佐藤悦子2 針田達行3

所属機関: 1株式会社三菱化学ヤトロン研究開発本部プロジェクト推進室 2株式会社三菱化学ヤトロン営業本部学術開発部 3株式会社三菱化学ヤトロン研究開発本部プロジェクト推進室

ページ範囲:P.875 - P.880

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〔SUMMARY〕 膵液中の消化酵素の1つであるエラスターゼ1は,血中に移行すると血中のプロテアーゼインヒビターと結合する.このため血中ではアミラーゼのように酵素活性を測定することはできない.従来,血中エラスターゼ1は免疫化学的測定方法であるradio immunoassay(RIA法)により測定されてきた.近年,ラテックス免疫比濁法による測定法が開発され,汎用の自動分析装置により簡便・迅速に測定することが可能になった.〔臨床検査 47:875-880,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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