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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻10号

2004年10月発行

文献概要

今月の主題 輸血・細胞療法と臨床検査 ルーチン検査

赤血球関連検査と自動化

著者: 上村知恵1

所属機関: 1慶應義塾大学病院輸血・細胞療法部

ページ範囲:P.1089 - P.1094

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〔SUMMARY〕 血液型検査から輸血実施までをシステム化し管理することは,輸血業務のリスクマネジメントの観点から重要である.赤血球関連検査の自動化はシステム化の根幹であり,検査におけるヒューマンエラー防止のために有用である.赤血球関連検査の自動化とコンピュータ(輸血管理プログラム)によるシステム化は,患者輸血データの基本となるABO血液型管理のみならず,検査履歴の検索,遡及調査への対応,輸血歴データの保管などの点においても,安全性向上,業務効率化のために不可欠である.〔臨床検査 48:1089-1094,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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