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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻10号

2004年10月発行

文献概要

今月の主題 輸血・細胞療法と臨床検査 ルーチン検査

抗血小板抗体検査法

著者: 秋田真哉1 河村久美子1 能勢義介1

所属機関: 1兵庫県赤十字血液センター検査一課

ページ範囲:P.1095 - P.1101

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〔SUMMARY〕 抗血小板抗体は,特発性血小板減少性紫斑病(ideopathic thrombocytopenic purpura;ITP)などの自己免疫性疾患において産生される自己抗体と,頻回輸血や妊娠によって産生される同種抗体があり,血小板輸血不応(platelet transfusion refractoriness;PTR)における免疫学的要因において,抗HLA抗体についで重要な因子となっている.すなわち,PTR患者に対する血小板輸血に際しては,抗HLA抗体・抗HPA(human platelet antigens)抗体の両者を検出することが重要であるとともに,近年は血小板に対する交差適合試験を実施する試みもなされている.〔臨床検査 48:1095-1101,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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