icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 動脈硬化-その成り立ちと臨床検査 2章 主要冠疾患危険因子の診断基準と臨床検査値

1. 動脈硬化性疾患の危険因子

著者: 磯博康1

所属機関: 1筑波大学大学院人間総合研究科医学系専攻社会健康医学

ページ範囲:P.1215 - P.1220

文献購入ページに移動
はじめに

 わが国では,2002年現在,動脈硬化性疾患のうち,脳血管疾患は死因の第3位,冠動脈疾患は死因第2位である心疾患の約1/2を占め,両者を合わせると,死因第1位の癌を凌駕し,生活習慣病として重要な疾患である.

 本項では,主要動脈硬化性疾患である,脳血管疾患と冠動脈疾患を挙げ,それぞれの定義,死亡,罹患率,危険因子(発症要因),予防の実際と評価について述べる.

 主要危険因子の各論と検査の詳細は,本項に続くそれぞれの項を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?