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特集 動脈硬化-その成り立ちと臨床検査 2章 主要冠疾患危険因子の診断基準と臨床検査値
1. 動脈硬化性疾患の危険因子
著者: 磯博康1
所属機関: 1筑波大学大学院人間総合研究科医学系専攻社会健康医学
ページ範囲:P.1215 - P.1220
文献購入ページに移動はじめに
わが国では,2002年現在,動脈硬化性疾患のうち,脳血管疾患は死因の第3位,冠動脈疾患は死因第2位である心疾患の約1/2を占め,両者を合わせると,死因第1位の癌を凌駕し,生活習慣病として重要な疾患である.
本項では,主要動脈硬化性疾患である,脳血管疾患と冠動脈疾患を挙げ,それぞれの定義,死亡,罹患率,危険因子(発症要因),予防の実際と評価について述べる.
主要危険因子の各論と検査の詳細は,本項に続くそれぞれの項を参照されたい.
わが国では,2002年現在,動脈硬化性疾患のうち,脳血管疾患は死因の第3位,冠動脈疾患は死因第2位である心疾患の約1/2を占め,両者を合わせると,死因第1位の癌を凌駕し,生活習慣病として重要な疾患である.
本項では,主要動脈硬化性疾患である,脳血管疾患と冠動脈疾患を挙げ,それぞれの定義,死亡,罹患率,危険因子(発症要因),予防の実際と評価について述べる.
主要危険因子の各論と検査の詳細は,本項に続くそれぞれの項を参照されたい.
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