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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 動脈硬化-その成り立ちと臨床検査 3章 より繊細な診療を求めて―これからの冠疾患危険因子

10. 血小板機能

著者: 佐藤金夫1 尾崎由基男1

所属機関: 1山梨大学医学工学総合研究部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.1319 - P.1324

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はじめに

 心筋を養っている冠動脈に狭窄や血栓性の閉塞が起こると狭心症や心筋梗塞となる.これらの病態には冠動脈の動脈硬化が深くかかわっており,このプロセスでの血小板のかかわりとして,➀冠動脈硬化の発症・進展に及ぼす血小板および血小板由来因子の役割,➁冠動脈の閉塞をきたす血栓形成における役割,が挙げられる.最初に動脈硬化と血小板とのかかわりについて解説し,続いて動脈硬化と血小板機能検査について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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